「高気圧の作業室において、障害を防止する専門家」
高圧室内作業(潜かん工法その他の圧気工法により、大気圧を超える気圧下の作業室又はシャフトの内部で行う作業に限る。)を行う場合は、高気圧障害を防止する直接責任者として高圧室内作業主任者免許を受けた者のうちから、作業室ごとに高圧室内作業主任者を選任することが必要です。作業主任者は、作業方法の決定、作業者の指揮などの職務に携わります。
メリット
海底工事やトンネル工事など地層構造が軟弱である地盤の建設工事現場での活躍が期待されます。資格取得により給与面での優遇や、社内ステップアップでも有利です。
難易度
近年の合格率は約80~90%程度と難易度は低いと言える
オススメ度:4(5段階中最高が5)
近年人気が高まりつつある資格です。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 不要。ただし本人確認証明書の添付が必要です
- 試験に合格された場合、免許申請の際に実務経験(高圧室内業務に2年以上従事した経験を有する者)を証する書類の添付が必要です
- 試験内容
- 圧気工法(10問30点)
- 送気及び排気(10問25点)
- 高気圧障害(10問25点)
- 関係法令(10問20点)
- 試験日
- 各センター(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州)にて年に一度実施していますが時期は異なります。詳しくは実施先にお問い合わせください。
- 試験場所
- 各センター(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州)
- 受講手数料
- 受験申請書受付
- 各エリアの安全衛生技術センターに問い合わせください
- 合格基準
- 以下を全て満たした者が、合格となります。
- 科目の範囲ごとに40%以上の得点率。
- 合計点が満点の60%以上の得点率。
- 結果発表
- 各エリアの安全衛生技術センターに問い合わせください
- 問い合わせ先
- 公益財団法人安全衛生技術試験協会
- 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
- 電話:03-5275-1088
- ホームページ:http://www.exam.or.jp/index.htm