「食品衛生法で定められた必置義務がある食品衛生資格」
高校卒業相当以上の方で、食品衛生管理者を置かなければならない施設で3年以上の衛生管理業務従事経験がある方は、食品衛生管理者登録講習会を修了することにより、食品衛生管理者となることができます。食品衛生管理者登録講習会は、講習会を実施しようとする者が、都道府県知事の登録をうけて、実施されます。
メリット
食品取扱施設での必須資格となっているので、この資格だけで就職というのは難しい。
難易度
講習で取得できますので易しいです。
オススメ度:2(5段階中最高が5)
食品を取り扱う施設では、施設ごとに営業許可を取り、また、食品衛生責任者を置く必要があります。
資格概要
- 資格の種類
- 公的資格
- 以下の食品・添加物の製造又は加工を行う施設には、食品衛生管理者を置く必要があります
- 全粉乳(その容量が1,400グラム以下である缶に収められるものに限る)
- 加糖粉乳
- 調整粉乳
- 食肉製品
- 魚肉ハム
- 魚肉ソーセージ
- 放射線照射食品
- 食用油脂(脱色又は脱臭の過程を経て製造されるものに限る)
- マーガリン
- ショートニング
- 添加物
- 資格要件
- 食品衛生管理者は、以下のいずれかに該当する者でなければなりません
- 医師、歯科医師、薬剤師、獣医師
- 学校教育法に基づく大学、旧大学令に基づく大学又は旧専門学校令に基づく専門学校において医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学の課程を修めて卒業した者
- 都道府県知事の登録を受けた食品衛生管理者の養成施設において所定の課程を修了した者
- 学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校若しくは旧中等学校令に基づく中等学校を卒業した者又は厚生労働省令の定めるところによりこれらの者と同等以上の学力があると認められる者で、食品衛生管理者を置かなければならない製造業又は加工業において食品又は添加物の製造又は加工の衛生管理の業務に3年以上従事し、かつ、都道府県知事の登録を受けた講習会の課程を修了した者
- 上記により食品衛生管理者となるための要件を満たした者については、衛生管理の業務に3年以上従事した製造業又は加工業と同種の業種の施設においてのみ食品衛生管理者となることができます
- 受講内容
- 一般共通科目
- 公衆衛生概論、食品衛生法及び関係法令、食品、添加物等の基準規格、化学概説、細菌学序論、毒物学、食中毒学、食品学(栄養学を含む。)、 施設における衛生管理
- 乳製品関係科目
- 細菌学実習、乳製品検査法、乳製品検査実習、施設見学及び臨地訓練
- 食肉製品関係科目
- 細菌学実習、食肉検査法、食肉検査実習、施設見学及び臨地訓練
- 添加物関係科目
- 分析法概論、添加物鑑定法、添加物鑑定実習、施設見学及び臨地訓練
- 試験日
- 7月上旬から9月上旬
- 科目によって異なりますので、実施先までお問い合わせください
- 試験場所
- 受験手数料
- 申請書受付期間
- 科目によって異なりますので、実施先までお問い合わせください
- 結果発表
- 科目によって異なりますので、実施先までお問い合わせください
- 問い合わせ先
- 公益社団法人 日本食品衛生協会
- 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-6-1
- 電話番号03-3403-2111
- ホームページ:http://www.n-shokuei.jp/