「電気工作物の工事、維持及び運用の保安監督者」
電気工事の維持・管理・運用の保安監督を行うリーダー技術者の国家資格です。ビルや工場等の高圧電気の管理・保全をするための資格です。第三種電気主任技術者は、5万ボルト未満に限定した資格、第二種は電圧17万ボルト未満に限定、第一種は限定なく全ての保安の監督が可能となります。
メリット
建物がある限り、あらゆる業界で電気主任技術者は必要になります。手当などが出るケースもあります。
難易度
第三種で10%前後、第二種は3%前後、第一種の場合は2%前後と、かなり難関です。
オススメ度:4(5段階中最高が5)
一種はかなりの難関のため、まずは三種から取得することをお勧めする。また、三種で実務経験を積むと、無試験で二種に合格もできます。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 試験科目
- 第一種
- 一次試験
- 理論(電気理論、電子理論、電気計測、電子計測)
- 電力(発電所・送電所の設計・運転、送電線路・配電線路の設計・運用・材料知識)
- 機械(電気機器、パワー・メカエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理)
- 法規(電気法規・電気施設管理)
- 二次試験
- 電力・管理(発電所・送電所の設計・運転、送電線路・配電線路の設計・運用・管理)
- 機械・制御(電気機器、パワー・メカエレクトロニクス、自動制御・メカトロニクス関連)
- 第二種
- 一次試験
- 理論(電気理論、電子理論、電気計測、電子計測)
- 電力(発電所・送電所の設計・運転、送電線路・配電線路の設計・運用・材料知識
- 機械(電気機器、パワー・メカエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理)
- 法規(電気法規・電気施設管理)
- 二次試験
- 電力・管理(発電所・送電所の設計・運転、送電線路・配電線路の設計・運用・管理)
- 機械・制御(電気機器、パワー・メカエレクトロニクス、自動制御・メカトロニクス関連)
- 第三種
- 一次試験
- 理論(電気理論、電子理論、電気計測、電子計測)
- 電力(発電所・送電所の設計・運転、送電線路・配電線路の設計・運用・材料知識)
- 機械(電気機器、パワー・メカエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理)
- 法規(電気法規・電気施設管理)
- 試験日
- 試験場所
- 第一種、第二種の一次試験
- 札幌、仙台、東京、名古屋、石川、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
- 第一種、第二種の二次試験
- 札幌、仙台、東京、名古屋、野々市、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
- 第三種
- 札幌、仙台、山形、新潟、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、静岡、名古屋、三重、石川、滋賀、京都、大阪、兵庫、島根、広島、高松、愛媛、福岡、長崎、熊本、大分、沖縄
- 受験手数料
- 第一種:12,400円(インターネット)、12,800円(郵便申込)
- 第二種:12,400円(インターネット)、12,800円(郵便申込)
- 第三種:4,850円(インターネット)、5,200円(郵便申込)
- 申込書配布時期(全種)
- 申込受付期間(全種)
- 合格基準
- 各種、一次、二次とも、基本的に60%以上の得点率で合格となります。(隔年の難易度により、合格基準が引き下げられることもあります。)
- 結果発表
- 免除
- 一種、二種、三種とも、試験は科目合格制をとっており、合格科目において、その後の2年間は免除されます。また、一種、二種については、3年間で一次試験の4科目を合格することにより、二次試験の受験資格が得られます。
- 特例措置
- 身体に障害のある方で、試験において援助措置を希望する申込者は、受験申込時に試験センターまでご相談ください。(試験会場設営の都合上、試験日直近のご相談には応じられません。)なお、身体障害者手帳をお持ちの方に限ります。
- 問い合わせ先
- 一般財団法人電気技術者試験センター
- 〒104-8584 東京都中央区八丁堀2-9-1 RBM東八重洲ビル8階
- 電話番号03-3552-7691
- ホームページ:http://www.shiken.or.jp/