「適切な電子メール利活用の知識と技能習得のための試験」
ITの活用は目覚ましくあらゆる分野で必要不可欠なものとなっています。特に電子メールは、社内の業務連絡や企業間の文書のやり取りのための一般的な通信手段となっています。こうした中で、電子メールの仕組みや特性、利用方法等についての基本的な知識がないことに起因するトラブルが増加しています。加えて、電子メールを利用する際に守るべきマナー、ルールや文書形式が未だ一般に確立、普及していないことも、トラブルを招く要因の1つになっています。ネットワーク社会を安全・快適に過ごすために、電子メール活用能力検定試験の受験に向けた学習によって、適切な電子メールの利活用のための知識と技能を修得することができます。
メリット
取得しておいて損になるわけでは無いが、この資格のみで就職や転職が有利になるわけでは無い。
難易度
合格率は非公開だが、比較的易しいとされている
オススメ度:2(5段階中最高が5)
できれば他のパソコン系の資格とあわせてアピールする方が望ましい。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験内容(正誤、三択および穴埋め選択 等 50問)
- 電子メールの概要と特徴
- コミュニケーションツールとしての電子メール
- インターネットと電子メール・通信手段としての電子メールの特徴・企業や学校での電子メールの利用状況等
- 他のコミュニケーションツールとの違い
- ビジネスにおける電子メールの役割
- 電子メールの送受信
- 電子メールの基本要素 ・宛先、CC・件名・本文・署名 等
- ビジネスメール基本形式 ・基本フォーマット(文書例)・連絡・問い合わせ・依頼・お詫び 等
- 効率的な連絡方法 ・同報、CCの活用・ BCCの活用・ 転送と引用・返信と引用 等
- 電子メールの文書技術
- 電子メールで使用するビジネス文書の特徴 ・適切な文書、不適切な文書 等
- 情報伝達の意味 ・情報の整理と構成 等
- 簡略で読みやすい文章表現 ・標準的な文章・敬語表現・箇条書き 等
- 誤解を生まない表現 ・情報の欠落、意味が複数にとれる文章・肯定文の利用・係り受け 等
- 注意すべき表現 ・社名、氏名、敬称等について・社内用語、業界用語・不適切な表現・責任の所在の明確化
- 効果的な情報伝達 ・テキスト文書の特徴・マルチメディアデータの扱い 等
- 効果的に伝える文章表現 ・目的に応じた表現・タブや表の利用・行間と区切りの利用・顔文字など記号の利
- 電子メールの仕組み
- メールアドレス ・メールアドレスの構成・ドメインの意味・認証とパスワード 等
- ハードウェアとソフトウェア ・メールサーバー・パソコン、PDA、携帯電話・ メールソフト・Webメール 等
- データ形式 ・HTML形式・テキスト形式・添付ファイル・圧縮ファイル・解凍・ヘッダーの内容 等
- セキュリティー
- ウイルスの認識と対策
- メールによるウイルスの感染・感染予防と駆除・ ウィルスソフトの活用 等
- パスワードの管理
- サーバー側での防御
- 社会的なルールの遵守
- 関連法と遵守義務
- 一般常識としてのルールとマナー
- 利用規約の遵守
- 企業、大学などでのルールと遵守
- 電子メールの活用
- メールの管理 ・メールの整理・保存とバックアップ・アドレス帳の管理 等
- メーリングリストによる情報共有
- トラブル対応
- コミュニケーション・リスクの対応
- コミュニケーション・リスクの理解・回避のための備え 等
- 受験日
- 受験場所
- 商工会議所の認定した「商工会議所ネット試験施行機関」(各地商工会議所および各地商工会議所が認定した大学、専門学校、パソコンスクール等の教育機関、企業)
- 受験手数料
- 受験案内書受付
- 合格基準
- 結果発表
- 問い合わせ先
- 日本商工会議所
- ホームページ:https://www.kentei.ne.jp/mail/
