「国民社会の治安・安全を守る地方公務員」
一口に警察と言っても幅広く、「警察庁」「都道府県警察」「皇后護衛」など3つに分けられることが多い。都道府県警察は各都道府県が統括する警察組織で、それらの監督立場として警察庁が存在する。天皇・皇族の護衛を行う皇后護衛艦も警察の一種である。ここでは都道府県警察に関する情報を記載します。
メリット
地域警護、生活安全、刑事警察、交通部門、総務・刑務部門と仕事内容は多岐にわたりますが、地方公務員の警察官は「公安職」扱いになるため、「一般行政職」の公務員よりも給与水準は高くなっているのが特徴です。
難易度
平均すると、合格率は約20%程度。
オススメ度:4(5段階中最高が5)
犯罪が一切なくなる社会はありえないので、仕事としては安定している。昨今の国際化やITを中心としたハイテク化により専門職の強い警察官は重宝されている。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 警察官Ⅰ類
- 試験日に30歳未満で大学卒業又は、卒業予定者
- 21歳以上30歳未満で大学卒業程度の学力を有する者
- 警察官Ⅱ類
- 試験日に30歳未満で試験度内に短大卒業又は、卒業予定者
- 19歳以上30歳未満で短大卒業又は、卒業予定者もしくはそれと同等の学力の認定された者。
- 警察官Ⅲ類
- 試験日に30歳未満で試験度内に高校卒業又は、卒業予定者
- 17歳以上30歳未満で高校卒業又は、卒業予定者もしくはそれと同等の学力の認定された者
- その他身体基準もあります
- 以下の者は試験を受けることができません
- 日本の国籍を有しない者
- 国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者
- 成年被後見人又は被保佐人
- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者
- 法令の規定による懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
- 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
- 試験内容(都道府県によって異なるので参考情報)
- 第1次試験
- 筆記試験
- 教養試験
- 知能分野:文章理解、判断推理、数的処理、資料解釈、図形判断
- 知識分野:人文科学、社会科学、自然科学、一般科目(国語、英語、数学)
- 論文試験
- 国語試験
- 資格経歴等の評定
- 一次身体検査
- 一次適性検査
- 第2次試験
- 試験日程
- 警察官Ⅰ類
- 第1次試験:4月、9月、2月
- 第2次試験:5月、10月、2月
- 警察官Ⅱ類
- 警察官Ⅲ類
- 女性警察官Ⅰ類
- 女性警察官Ⅱ類
- 女性警察官Ⅲ類
- 試験場所
- 受験手数料
- 願書受付期間
- 警察官Ⅰ類
- 警察官Ⅱ類
- 警察官Ⅲ類
- 女性警察官Ⅰ類
- 女性警察官Ⅱ類
- 女性警察官Ⅲ類
- 合格基準
- 身体要件(参考)
- 身長
- 男子おおむね160cm以上、女子おおむね154cm以上であること
- 体重
- 男子おおむね48kg以上、女子おおむね45kg以上であること
- 視力
- 裸眼視力が両眼とも0.6以上、又は矯正視力が両眼とも1.0以上であること
- 色覚
- 聴力
- 疾患
- 警察官としての職務執行上、支障のある疾患がないこと
- その他身体の運動機能
- 結果発表
- 第1次試験:試験日から約1ヶ月後
- 第2次試験:試験日から約1ヶ月後
- 問い合わせ先
- 警視庁および各都道府県警
- 〒162-8801 東京都新宿区市谷本村町5-1
- 電話:03-5366-3111(代表)