「調剤報酬請求事務や薬局運営、経営の専門家」
現在、医薬分業化によって医療機関と薬局は分業化され、診療報酬と薬剤報酬の分業化がされています。以前は、病院内の院内薬局から院内処ほうにて、薬剤を提供され診療報酬で保険薬剤は請求されていましたが、分業化により、薬剤は別に調剤報酬として保険薬剤を請求することになりました。そのため、調剤報酬請求事務や薬局運営、経営のスペシャリストの養成と人材が必要となり、当協会でその一定の実務能力を持っている者に資格を与え、調剤報酬請求や薬局経営の健全化、また、薬事法の規制緩和により薬剤師の補佐役や一般薬の薬剤情報提供まで行える高度な人材を養成、資格認定します。
メリット
調剤薬局、総合病院などといった医療機関やドラッグストアが就職先・転職先となります。
難易度
合格率は約60%程度
オススメ度:3(5段階中最高が5)
調剤薬局内のマネジメント強化や医薬品会社、製薬会社への転職などに有効になると思われます。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験内容
- 学科(20問)
- 薬学の知識
- 医薬品の定義・分類、用量、相互作用、投与方法、剤形、医薬品の保存
- 医療保険制度
- 保険調剤のしくみ(医薬分業、薬局、薬剤師の申請と許可)
- 医療保険制度(医療保険の種類、給付率、負担率、保険調剤の費用、後期高齢者医療、公費負担医療)
- 点数算定
- 保険調剤の実務(処方せんの知識、薬剤の記載方法、mgの算出方法)
- 数表の構成(算定の原則、調剤技術料、基本料と加算、指導料、薬剤料)
- 指導料(薬剤服用歴、薬剤情報提供、長期投与、在宅)
- 療養担当規則(調剤歴の記載、診療の具体方針)
- 接遇マナー
- 明細書作成(3問)
- 処方せんから調剤報酬明細書作成
- 一般、後期、小児、在宅、特定疾患 ※いずれかより3問
- 受験日
- 受験場所
- 在宅試験
- 以下に該当する受験者は失格となります
- 試験運営委員および試験監督の指示に従わない者
- 試験中に、助言を与えたり、受けたりする者
- 本人の代わりに試験を受けようとする者、または受けた者
- 他の受験者に対する迷惑行為を行う者
- 暴力行為や器物損害、電話やメール・口頭・文書による試験に対する妨害行為におよぶ者
- その他の受験要項(試験時間・指定提出物の期限までの提出等)に定められた受験規則に準じず不正行為を行う者
- その他の不正行為
- 受験手数料
- 7,700円(税込)
- 資格証カード 発行手数料1,540円
- 受講申請書受付
- 結果発表
- 特例措置
- 身体上の障がい等により、受験の際に特別措置を希望する方は、該当期間の願書を提出する前に、特別措置申請書及び必要書類を準備頂き、あらかじめお申し出が必要です。申請書受付後、審査のうえ障がいの状況等に応じて配慮の内容を決定されます。申請の提出がない場合は特別の配慮はできません。
- 問い合わせ先
- 特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会
- 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-27 オーチュー第7ビル4F
- 電話番号:03-5326-5588
- ホームページ:http://www.medin.gr.jp/