「色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験」
従来から「感性」だけによるものと見られがちであった「色に関する知識や技能」を理論的、系統的に学ぶことにより、誰もが「理論に裏付けられた色彩の実践的活用能力」を身につけることができるのです。近年では、インテリア、ファッション、グラフィック等のいわゆるデザイナーと呼ばれる人達から、販売、企画、事務といった一般的な職種の人達まで、社会人にも幅広く受け入れられています。『色彩検定』にはその程度や難易度から3級・2級・1級と3つの級があります。
メリット
デザイン、ファッション、インテリア、グラフィックなどへの就職・転職に有利になると思われます。
難易度
近年の合格率は1級で31%、2級で66%、3級で75%
オススメ度:3(5段階中最高が5)
仕事でメリットを得られるのは2級以上からであり、確実なのは1級取得となります
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験内容
- 1級
- 1次試験(マークシート方式:90分)、2次試験(記述式、一部実技:90分)
- 2級の内容に加え、色彩と文化、色彩調和論、光と色、色の表示、色彩の実務、色彩心理、配色イメージ、ビジュアル、ファッション、プロダクト、インテリア、環境、ユニバーサルデザイン
- 2級(マークシート方式:80分)
- 3級の内容に加え、 生活と色、光と色、色の表示、色彩調和、配色イメージ、ビジュアル、ファッション、プロダクト、インテリア、エクステリア環境、慣用色名
- 3級(マークシート方式:70分)
- 色のはたらき、光と色、色の表示、色彩心理、色彩調和、色彩効果、色彩と生活、ファッション、慣用色名
- 受験日
- 受験場所
- 受験手数料
- 1級:15,000円
- 2級:10,000円
- 3級:7,000円
- 受験願書申し込み受付
- 1級
- 2級・3級
- 夏季:4月上旬から5月下旬
- 冬季:8月上旬から10月上旬
- 合格基準
- 各級満点の70%前後。問題の難易度により多少変動します
- 結果発表
- 免除
- 色彩検定では1級1次試験に合格し、2次試験に不合格になった場合、又は2次試験を欠席した場合は、その後2年間(2回)に限り1次試験が免除になり、2次試験の結果のみで合否が決定されます。ただし、その場合でも新たに受験申込みが必要となります。
- 特例
- 車イスで受験される方、体の不自由な方等で各種ケアを必要とされる場合は申込み時に色彩検定協会まで連絡が必要です
- 問い合わせ先
- 公益社団法人 色彩検定協会
- 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル本館6F
- 電話番号:03-5510-3737
- ホームページ:http://www.aft.or.jp/