臨床工学技士の資格とは

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「医療機器の専門医療職」

生命維持管理装置の操作を行う、およびそれらの機器の保守点検を行うことが大きな仕事です。医療機器の高度化、複雑化にともない、臨床工学技士はチーム医療に必要不可欠の存在となっています。人工透析の仕事が多いですが、病院における手術中やICUなどでの機器操作もあり決してミスが許されない責任が重い仕事といえます。

メリット

就職先としては、診療所(人工透析)が多いですが、もちろん病院勤務もあります。臨床工学技士自体はまだ少ないため、比較的就職先は見つけやすいと思われます。一般的に透析クリニックは高い給与水準です。

難易度

合格率は75%から85%の間を推移しています。やはり在学中にしっかり勉学に励めば、さほど難しい試験ではないようです。

オススメ度:4(5段階中最高が5)

今後ますます医療機器は高度化、専門化されていくと思いますので、臨床工学技士のニーズは高まります。あわせて生活習慣病が増えてきていることもその理由の一つです。臨床検査技師などをダブルライセンス取得を目指す人も多く、さらに研究機関への転身を図る方もいる期待の職種です。

資格概要

  1. 資格の種類
    • 国家資格(生涯有効)
  2. 受験資格
    • 学校教育法(昭和22年法律第26号)第90条第1項の規定により大学に入学することができる者(法第14条第1号の規定により文部科学大臣の指定した学校が大学である場合において、当該大学が学校教育法第90条第2項の規定により当該大学に入学させた者又は法附則第4条の規定により、学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者とみなされる者を含む。以下同じ。)であって、法第14条第1号の規定により文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した臨床工学技士養成所において、3年以上、臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの
    • 学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校、旧大学令(大正7年勅令第388号)に基づく大学又は臨床工学技士法施行規則(昭和63年厚生省令第19号。以下「規則」という。)第13条に規定する学校、文教研修施設若しくは養成所において2年(高等専門学校にあっては、5年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目を修めた者であって、法第14条第2号の規定により文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した臨床工学技士養成所において、1年以上、臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの。なお、厚生労働大臣の指定する科目は、次のとおりである。(昭和63年3月厚生省告示第97号)
      • 人文科学のうち2科目
      • 社会科学のうち2科目
      • 自然科学のうち2科目
      • 外国語
      • 保健体育
      • 公衆衛生学、解剖学、生理学、病理学、生化学、免疫学、看護学概論、保健技術学、応用数学、医用工学概論、システム工学、情報処理工学、電気工学、電子工学、物性工学、機械工学、材料工学、計測工学、放射線工学概論、臨床医学概論及び内科診断学のうち8科目
    • 学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校、旧大学令に基づく大学又は規則第14条に規定する学校、文教研修施設若しくは養成所において1年(高等専門学校にあっては、4年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目を修めた者であって、法第14条第3号の規定により文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した臨床工学技士養成所において、2年以上、臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの。なお、厚生労働大臣の指定する科目は、次のとおりである。(昭和63年3月厚生省告示第98号)
      • 人文科学のうち2科目
      • 社会科学のうち2科目
      • 自然科学のうち2科目
      • 外国語
      • 保健体育
      • 公衆衛生学、解剖学、生理学、病理学、生化学、免疫学、看護学概論、保健技術学、応用数学、医用工学概論、システム工学、情報処理工学、電気工学、電子工学、物性工学、機械工学、材料工学、計測工学、放射線工学概論、臨床医学概論及び内科診断学のうち4科目
    • 学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)又は旧大学令に基づく大学において厚生労働大臣が指定する科目を修めて卒業したもの。なお、厚生労働大臣の指定する科目は、次のとおりである。(昭和63年3月厚生省告示第99号)
      • 公衆衛生学、医学概論、解剖学、生理学、病理学、生化学、薬理学、免疫学、看護学概論、応用数学、医用工学、電気工学、電子工学、物性工学、機械工学、材料工学、計測工学、医用機器学概論、生体機能代行装置学、医用治療機器学、生体計測装置学、医用機器安全管理学、臨床医学総論、関係法規及び臨床実習
    • 外国の生命維持管理装置の操作及び保守点検に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国で臨床工学技士の免許に相当する免許を受けた者であって、厚生労働大臣が上記に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの
    • 臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得させる学校又は養成所であって、法附則第2条の規定により文部大臣又は厚生大臣が指定したものにおいて、法施行の際(昭和63年4月1日)現に臨床工学技士として必要な知識及び技能の修得を終えている者又は法施行の際現に臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得中の者であって、法施行後にその修得を終えたもの
  3. 試験科目
    • 医学概論(公衆衛生学、人の構造及び機能、病理学概論及び関係法規を含む。)、臨床医学総論(臨床生理学、臨床生化学、臨床免疫学及び臨床薬理学を含む。)、医用電気電子工学(情報処理工学を含む。)、医用機械工学、生体物性材料工学、生体機能代行装置学、医用治療機器学、生体計測装置学及び医用機器安全管理学
  4. 試験日
    • 3月上旬
  5. 試験場所
    • 北海道、東京都、大阪府及び福岡県
  6. 受験手数料
    • 30,800円
  7. 申し込み方法
    • 受験願書の配布(12月下旬から1月上旬まで)
      • 公益財団法人医療機器センターへ
    • 受験申込(12月下旬から1月上旬まで)
      • 公益財団法人医療機器センターへ提出または郵送
  8. 合格基準
    • 配点を1問1点、合計178点満点とし、107点以上(約6割)を合格とする
  9. 合格発表
    • 3月下旬
  10. 特例措置
    • 視覚、聴覚、音声機能又は言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、指定する期日までに公益財団法人医療機器センターに申し出ることが必要。申し出た者については、受験の際にその障害の状態に応じて必要な配慮を講ずることがある。
  11. 問い合わせ先
    • 公益財団法人医療機器センター 試験事業部
    • 〒113-0033 東京都文京区本郷3-42-6 NKDビル
    • 電話番号03-3813-8531
    • ホームページ:https://www.jaame.or.jp/rinsyo/rinsyo.html
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