「大型船舶を運行するのに必要不可欠な資格」
海技士国家試験に合格し、「海技免状」を受有しなければ「船舶職員」として船に乗り組むことができません。甲板員や機関員、事務員などとして働くクルーには、特別の資格はいりませんが、船長以下、機関長、通信長、航海士、機関士などの船舶職員として船に乗るには、海技士免状をとらなければならなりません。航空機を安全に飛行させるには、各部品の検査を適切に行い、どこに欠陥があるのかをしっかり把握しなければいけません。そんな中、航空工場検査員は航空機をメインに製造や修理がしっかりと行われているのかを確認するのが主な職務になります。13種類の科目に分かれています。
メリット
危険を伴う仕事でもある為、船員保険も適用され、給与水準も高いと言われています。海技士の職場としては、貨物船(一般貨物船コンテナ船、自動車運搬船、冷凍運搬船、土砂利石材運搬船等)、タンカー(一般油送船、ケミカル船、LPG船等)、旅客船・フェリー、漁船、作業船等があります。
難易度
合格率は各試験によって大きく異なります
オススメ度:4(5段階中最高が5)
本当にこの仕事をやりたい人にとっては、安定待遇もあって魅力的な仕事と言えます。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験資格
- 試験開始期日の前日までに17歳9月以上
- 1級~3級海技士(通信)及び1級~4級海技士(電子通信)
- 乗船履歴
- 試験開始期日の前日から15年以内のものであって、かつ、5年以内のものが含まれていること。
- 3級海技士(通信)及び4級海技士(電子通信)を除いて、船舶の運航、機関の運転又は船舶無線通信の業務に従事したものであること
- 試験種類
- 甲板部関係
- 1級海技士(航海)試験
- 2級海技士(航海)試験
- 3級海技士(航海)試験
- 船橋当直限定3級海技士(航海)試験
- 4級海技士(航海)試験
- 5級海技士(航海)試験
- 6級海技士(航海)試験
- 機関部関係
- 1級海技士(機関)試験
- 2級海技士(機関)試験
- 内燃機関2級海技士(機関)試験
- 3級海技士(機関)試験
- 内燃機関3級海技士(機関)
- 機関当直限定3級海技士(機関)試験
- 4級海技士(機関)試験
- 内燃機関4級海技士(機関)試験
- 5級海技士(機関)試験
- 内燃機関5級海技士(機関)試験
- 6級海技士(内燃機関)試験
- 無線部関係
- 1級海技士(通信)試験
- 2級海技士(通信)試験
- 3級海技士(通信)試験
- 1級海技士(電子通信)試験
- 2級海技士(電子通信)試験
- 3級海技士(電子通信)試験
- 4級海技士(電子通信)試験
- 海技免状取得までの流れ
- 受験日
- 受験場所
- 小樽、塩釜、新潟、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、高松、北九州、那覇
- 受験手数料
- 1級~6級海技士(航海)
- 1級~6級海技士(機関)
- 2級~6級海技士(内燃機関)
- 学科:2,400~7,200円
- 口述:3,700~7,500円
- 身体検査:870円
- 1級海技士(通信)
- 1級~3級海技士(電子通信)
- 2級海技士(通信)
- 3級海技士(通信)・4級海技士(電子通信)
- 機関当直3級海技士(機関)
- 船橋当直3級海技士(航海)
- 学科:5,400円
- 口述:5,500円
- 身体検査:870円
- 受験申請書受付
- 合格基準
- 全科目合計:満点の60%以上の得点率で、合格となります。1科目の基準点は、満点の50%以上(60%以下、50%以上の科目は1科目に限る)。また、どれか一つの科目でも0点のものがあれば不合格となります。
- 結果発表
- 免除
- 科目合格者は、筆記試験科目免除証明書を添えて、次回の試験に申請をすれば、その科目についての試験は免除されます。科目合格の有効期間は2年間です。
- 機関を限定した内燃機関2~5級海技士(機関)の免許受有者が、受有資格以下の種別の無限定資格へ移行するための試験を受験する場合、機関に関する科目(その一)以外の 科目の試験が免除されます
- 問い合わせ先
- 国土交通省 各運輸局
- 〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
- 電話:(代表電話) 03-5253-8111
- ホームページ:http://www.mlit.go.jp/