「核燃料物質の取り扱いおよび管理についての専門家」
核燃料の加工もしくは使用済核燃料の再処理を行う場所に従事する者のことを言います。核燃料物質に関する保安・監督者として活躍できます。核燃料の加工事業者や、再処理事業者などは、核燃料取扱主任者を必ず置く必要があります。
メリット
核燃料取扱主任者の資格取得者は、加工工場や、プルトニウム再処理工場などにおいて、保安・監督者として働くことになるため、それなりの給与が見込めると思われます。手当などもあるケースがあります。
難易度
合格率は約20%程度。
オススメ度:4(5段階中最高が5)
この資格とあわせて、第一種放射線取扱主任者の資格も取得してダブルライセンスにする方が多いようです。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 試験内容
- 筆記試験1日目
- 核燃料物質に関する法令、核燃料物質の化学的性質及び物理的性質
- 筆記試験2日目
- 核燃料物質の取扱いに関する技術、放射線測定・放射線障害防止に関する技術
- 試験日
- 試験場所
- 受講手数料
- 受験申請書受付
- 合格基準
- 各科目100点満点とし、科目毎の得点がいずれも60点以上の者を合格とします。
- 結果発表
- 特別措置
- 障害のため、以下の各項目についての措置を希望する者は、受験申込書等請求時に申出により「特別措置に関する申請書」を配付するので、受験申込書等と併せて提出すること。
- 拡大問題用紙の提供
- 拡大解答用紙の提供
- 拡大鏡等の持参使用
- 補聴器の持参使用
- 照明器具の持参使用
- 車椅子で座れる机の提供
- 試験室までの介助者の同伴
- 注意事項等の文字による伝達
- 試験時間中の糖質類の補飲食及び服薬等
- その他
- 問い合わせ先
- 原子力規制委員会原子力安全人材育成センター業務課
- 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス22階
- 電話:03-6435-9704
- ホームページ:http://www.nsr.go.jp/index.html