「放射線障害の防止監督を行う専門家」
放射性同位元素あるいは放射線発生装置を取扱う場合に、放射線障害の防止について監督を行う者です。取扱い区分により、第1種、第2種と第3種とに分けられています。第1種及び第2種は放射線取扱主任者試験に合格し資格講習機関の資格講習を受講することによって国家資格を取得できます。第3種は試験不要で、資格講習を受講することによって国家資格を取得できます。
メリット
清睦機器メーカー、病院や研究機関、製造業などが勤務先として考えられます。手当や報奨金などがあるケースもあります。
難易度
第1種、第2種ともに、約30%の合格率です。
オススメ度:4(5段階中最高が5)
第1種放射線取扱主任者試験に合格した者は、核燃料取扱主任者試験において放射線測定・放射線障害防止に関する技術が免除されます。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 試験内容
- 第1種試験
- 1日目
- 物理学、化学及び生物学のうち放射線に関するもの(択一式:6問)
- 物理学のうち放射線に関するもの(択一式:30問)
- 化学のうち放射線に関するもの(択一式:30問)
- 2日目
- 放射性同位元素及び放射線発生装置による放射線障害の防止に関する管理技術並びに放射線の測定技術に関する課目(択一式:6問/105分)
- 生物学のうち放射線に関するもの(択一式:30問/75分)
- 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目(択一式:30問/75分)
- 第2種試験
- 放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術Ⅰ(択一式:5問)
- 放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術Ⅱ(択一式:30問)
- 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目(択一式:30問)
- 試験日
- 試験場所
- 受講手数料
- 第1種試験:14,300円
- 第2種試験:10,200円
- 受験申請書受付
- 合格基準
- 試験課目ごとの得点が5 割以上であり、かつ、全試験課目の合計得点が6 割以上です。
- 結果発表
- 講習
- 特別措置
- 障害のため、以下の各項目についての措置を希望する者は、受験申込書等請求時に申し出を行って下さい。受験申込書とともに送付された「特別措置に関する申請書」に必要事項を記載し、受験申込書等と併せて提出してください。
- 問い合わせ先
- 公益財団法人 原子力安全技術センター
- 〒112-8604 東京都文京区白山5丁目1番3-101号 東京富山会館ビル4階
- 電話:03-3814-7600
- ホームページ:https://www.nustec.or.jp/index.html