「工業英語の語学力レベルを認定する資格」
日本工業英語協会では、Clear(明確に)Concise(簡潔に)Correct(正確に)、即ち“3Cs”を工業英語のエッセンスとしています。この基本的な考えは、単に工業分野のみならず、多方面の産業において、製品、技術、サービスに関わる情報伝達全般に応用できます。例えば、オペレーション・マニュアルや製品取扱説明書、仕様書、契約書や特許文書、さらには技術的な内容を含む広告宣伝のコピーなどでも、このスキルを生かせばより良い文章を書けるようになります。産業界のグローバル化が進む中、英語でのコミュニケーションを必要とする機会は今後もますます増えて行きます。テクニカル・ライティングの基本を学び応用力を身に付ければ、世界で活躍するチャンスが一層広がって行きます。
メリット
工業製品を取り扱う企業などでは最悪でも準2級以上を取得しておくことが望ましい。
難易度
近年の合格率は、1級で10%、2級で33%、準2級で40%、3級で45%、4級で70%
オススメ度:3(5段階中最高が5)
工業英検の受験に向けた学習をすることで、明確で簡潔な文章とはどのようなものかを理解することができます
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験内容
- 1級(120分)
- 一次試験:英文和訳、和文英訳、修辞
- 二次試験:リスニングテスト
- 2級(全問記述式/100分)
- 準2級(記述50%、マークシート50%/80分)
- 3級(全問マークシート/70分)
- 4級(全問マークシート/60分)
- 受験日
- 受験場所
- 1級
- 2級から4級
- 5月試験
- 札幌、仙台、福島、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、名古屋、三重、大阪、神戸、奈良、和歌山、鳥取、広島、山口、愛媛、福岡、長崎、熊本、大分、鹿児島
- 7月試験
- 札幌、仙台、千葉、東京、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡、長崎、鹿児島、熊本
- 11月試験
- 札幌、青森、仙台、福島、東京、千葉、神奈川、富山、愛媛、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、広島、山口、福岡、長崎、熊本、大分、鹿児島
- 1月試験
- 札幌、仙台、千葉、東京、名古屋、京都、大阪、兵庫、鳥取、広島、福岡、長崎、鹿児島、熊本、沖縄
- 受験手数料
- 1級:15,000円
- 2級:6,400円
- 準2級:5,600円
- 3級:4,600円
- 4級:2,000円
- 受験願書申し込み受付
- 1級
- 2級
- 準2級から4級
- 3月上旬から4月下旬
- 6月上旬から7月中旬
- 9月上旬から10月中旬
- 12月上旬から1月中旬
- 合格基準
- 1級
- 一次試験:満点中、70%以上の得点率で合格となります
- 二次試験:満点中、60%以上の得点率で合格となります
- 2級から4級
- 結果発表
- 免除
- 1級1次試験のみの合格者は、次回試験に限り1次試験が免除されます
- 問い合わせ先
- 公益社団法人 日本工業英語協会
- 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1丁目2番2号 住友商事竹橋ビル15階
- 電話番号:03-3434-2350
- ホームページ:http://jstc.jp/index.html