「屋外広告物の製作・施工の専門家」
屋外広告士試験は、屋外広告物の製作・施工に関する総合令的な知識及び技術を有することを認定する資格制度で、屋外広告物法に定める「登録試験機関」である日広連が実施しています。有資格者は屋外広告業登録に必須の「業務主任者」になることができ、業の健全な発展に向けて活躍が期待されています。
メリット
製作・施工などの各種看板系企業への就職・転職が考えられます。屋外に大型看板や垂れ幕などを設置する場合、法律や条例により営業所や支店などに必ず1人設置する義務があります
難易度
近年の合格率は25から30%
オススメ度:3(5段階中最高が5)
屋外広告士を取得しなくても屋外広告物講習会の課程を修了しても同様に業務主任者となることができます
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 試験内容
- 学科試験(マークシート)
- 問題A(関係法規・60分)15問
- 屋外広告物法、屋外広告物法に基づく条例、その他関係法令に関して必要な知識を有すること
- 問題B(広告デザイン・80分)20問
- 屋外広告物の構造設計及び設置工事に関して一般的な知識を有すること
- 問題C(設計・施工・60分)15問
- 屋外広告物に係る色彩、意匠、素材等の構成要素に関して専門的知識を有すること
- 都市景観とくに広告景観に関して専門的知識を有すること
- 実技試験
- 実技試験問題・120分(「デザイン」 「設計」 いずれか選択)
- 屋外広告物の構造設計またはデザインに関して必要な専門的知識を有すること
- 実技試験は、願書であらかじめ申請した試験以外の受験はできません。
- 受験日
- 受験場所
- 札幌、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、丸亀、福岡、鹿児島、那覇
- 受験手数料
- 受験願書申し込み受付
- 合格基準
- 学科(学科受験科目の合計点)、実技それぞれの試験において、原則として60%以上の得点があった者を合格とする。ただし、それぞれの試験における平均点等の状況により、合格基準を試験委員会において決定する場合もある。
- 学科A、学科B、学科C、実技それぞれの試験において、60%以上の得点があった者を、当該科目の合格者とする。ただし、それぞれの試験における平均点等の状況により、合格基準を試験委員会において決定する場合もある。
- 結果発表
- 免除
- 学科A、学科B、学科C、実技試験のいずれかの合格者は、翌年度の試験に限り、合格科目が免除されます。
- 1級及び2級建築士有資格者は【学科試験C】と【実技試験】が免除されます。
- 1・2級建築施工管理技士、1・2級土木施工管理技士有資格者は【学科試験C】が免除されます。
- 問い合わせ先
- 一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会
- 〒130-0014 東京都墨田区亀沢1-17-14(屋外広告会館)
- 電話番号:03-3626-2231
- ホームページ:http://www.nikkoren.or.jp/