「語学を中心とした特定地域の専門家」
外交官のなかでも、特定地域の言語や社会、文化などに通じた専門的な職種です。高い語学力がひるようであることは言うまでもありません。
メリット
最終合格者は,外務省専門職員採用候補者名簿に記載され,試験実施の翌年4月に外務事務官として外務省に採用されます。海外勤務で支給される手当がメリットになる場合もあります。
難易度
合格率は、平成26年度実績で約8%とかなり難しい。もちろんですが語学力は必須です。
オススメ度:5(5段階中最高が5)
ノンキャリアではあるが、自身の努力次第で、将来、幹部昇格の可能性もある。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験する年の4月1日における年齢が21歳以上30歳未満の者。学歴は問いません。
- 受験する年の4月1日における年齢が21歳未満の者で,次に掲げる者
- 大学を卒業した者及び受験をする翌年3月までに大学を卒業する見込みの者, 並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
- 短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び試験年度の3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
- 次のいずれかに該当する場合は、私見を受けることができません。
- 日本の国籍を有しない者又は外国の国籍を有する者
- 成年被後見人,被保佐人(準禁治産者を含む)
- 禁錮以上の刑に処せられ,その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
- 一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け,当該処分の日から2年を経過しない者
- 日本国憲法施行の日以後において,日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し,又はこれに加入した者
- 試験科目
- 1次試験
- 専門試験(記述式、各科目3題出題、3科目中2科目選択)
- 基礎能力試験
- 時事論文試験(1題)
- 外国語試験(1か国語を選択)
- 英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、アラビア語、ペルシャ語、ミャンマー語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、中国語、朝鮮語
- 外国語和訳(2題)
- 和文外国語訳(2題)
- 2次試験
- 外国語試験(面接):外国語会話/1次試験での選択言語
- 人物試験:個別面接(2回)・グループ討議
- 身体検査:胸部X線撮影などを含む一般的 な身体検査
- 試験日
- 1次試験:6月中旬の2日間
- 2次試験:7月下旬から8月上旬
- 試験場所
- 受験手数料
- 願書書申し込み受付期間
- 4月初旬から中旬
- 受験申込書入手:受験申込書は外務省ホームページより印刷可能、郵送請求可、その他、外務省、全国各地の人事院地方事務局などにも設置
- 提出先:外務省人事課採用班
- 合格基準
- 基礎能力試験
- 基準点(最低限必要な得点)は、原則として満点の30%で、成績上位者より合格となります。
- 基礎能力試験において一定の基準点に達しない者は,他の科目の成績のいかんにかかわらず不合格となります。
- 結果発表
- 問い合わせ先
- 外務省人事課採用班
- 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
- 電話番号(03)3580-3311(大代表)内線2131