「経済社会において必要な一般的な知識を認定する資格」
商業高校の在校生や卒業生を対象にした検定なので、商業経済の知識と能力がどのくらいあるのかなどこれまで学んだことの実力を試すきっかけにもなります。検定内容も社会で必要になる一般知識はもちろんのこと、経営活動に必要な知識やマーケティングまで幅広く今後に役立つ知識を認定する資格です。また、就職活動の際には在学中に勉学にまじめに取り組み励んだという良いアピールになります。4科目のうち1科目に合格すれば2級、2科目に合格すると1級が認定されます。
メリット
企業の経理部門への就職・転職として考えられます。あわせて簿記なども取得するとなおよい。
難易度
近年合格率は、ビジネス基礎で約80%、商品と流通で約40%、マーケティングで約406%、経済活動と法で約55%程度
オススメ度:3(5段階中最高が5)
上位の級が取得できればキャリアアップにも期待が持てます。また小売・流通業界に就職希望している場合や、販売士検定の資格を考えている人にも良い資格です。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験内容
- 以下のいずれかの科目の内2科目取得で1級、1科目取得で2級
- マーケティング
- 現代市場とマーケティング:7問
- 市場調査:7問
- 消費者の購買行動:6問
- 商品計画と価格の決定:15問
- 販売経路と販売促進:15問
- 経済活動と法
- 経済社会と法:5問
- 権利・義務と財産権:15 問
- 取引に関する法:25 問
- 会社に関する法:5 問
- 企業の責任と法:5 問
- ビジネス経済A
- ビジネスと経済:7問
- 需要と供給:7問
- 価格決定と市場の役割:11 問
- 経済成長と景気循環:15問
- 経済政策:10 問
- ビジネス経済B
- サービス経済化と産業:6問
- 経済の国際化:15 問
- 金融市場と資本市場:7問
- 企業経営;15問
- ビジネスの創造と地域産業振興:7問
- 3級:ビジネス基礎
- 商業の学習ガイダンス (出題範囲から除く)
- ビジネスとコミュニケーション:5問
- ビジネスと売買取引:15 問
- 経済と流通の基礎:20 問
- 企業活動の基礎:10 問
- 受験日
- 受験場所
- 受験手数料
- 受験願書申し込み受付
- 合格基準
- 1級・2級
- 各科目とも100点満点中、70点以上で合格となります
- 3級
- 結果発表
- 免除
- 商業経済検定試験の「ビジネス基礎」と「マーケティング」の合格者は、リテールマーケティング(販売士)検定試験検定3級試験の「マーケティング」が免除されます。
- 商業経済検定試験の「ビジネス基礎」と「マーケティング」に加え、「商品と流通」・「国際ビジネス」・「経済活動と法」「ビジネス経済A」のいずれか1科目の合格者は、販売士検定3級試験の「マーケティング」の他に、「販売・経営 管理」が免除されます。
- 問い合わせ先
- 公益財団法人 全国商業高等学校協会
- 〒160-0015 東京都新宿区大京町26
- 電話番号:03-3357-7911
- ホームページ:http://www.zensho.or.jp/