労働基準監督官とは

shikakumatome

「労働者の生命、健康、権利を守る専門家」

管轄の企業が労働基準を守っているかをチェックする業務を行っている。労働条件の改善や労働災害の防止など仕事内容は多岐にわたります。司法警察官としての食もあり、労働法令違反者の逮捕、送検の権限を持っている。

メリット

国家公務員のため、給与はそれに準ずる。全国に配置されている労働局、労働基準監督署のいずれかでの勤務となる。原則として数年ごとの転勤がある。

難易度

合格率は、労働基準監督A:約7%、労働基準監督B:9%ほどで、かなり難易度は高いです。

オススメ度:4(5段階中最高が5)

紛争当事者双方の言い分を冷静に聞き、判断することが要求されるしもちろん正義感は必須である。また自身のキャリアアップのため、社会保険労務士の資格をあわせて取得し独立開業する人もいる。

資格概要

  1. 資格の種類
    • 国家公務員
  2. 受験資格
    • 21歳以上30歳未満の者
    • 21歳未満の者で次に掲げるもの
      • 大学を卒業した者及び試験年度の3月までに大学を卒業する見込みの者
      • 人事院が上記に掲げる者と同等の資格があると認める者。
    • 以下の者は試験を受けることができません
      • 日本の国籍を有しない者
      • 国会職員法第2条の規定により国会職員となることができない者
        • 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
        • 懲役又は禁錮の刑に処せられて、その刑の執行を終わらない者又はその刑の執行を受けることのなくなるまでの者。
        • 懲戒処分により官公職を免ぜられ、その身分を失った日から2年を経過しない者。
        • 前3号のいずれかに該当する者のほか、国家公務員法(昭和22年法律第120号)の規定により官職に就く能力を有しない者。
  3. 試験内容
    • 第1次試験(筆記試験)
      • 基礎能力試験(多肢選択式)40題
        • 知能分野27題
          • 文章理解[11]、判断推理[8]、数的推理[5]、資料解釈[3]
        • 知識分野13題
          • 自然・人文・社会[13](時事を含む)
      • 専門試験(多肢選択式)40題
        • 労働基準監督A
          • 必須問題
            • 労働法[7]、労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係[5]の計12題
          • 選択問題(次の36題から28題選択)
            • 憲法・行政法・民法・刑法[16]、経済学・労働経済・社会保障・社会学[20]
        • 労働基準監督B
          • 必須問題
            • 労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係、労働安全衛生)[8]の計8題
          • 選択問題(次の38題から32題選択)
            • 工学に関する基礎(工学系に共通な基礎としての数学、物理、化学)[38]
      • 専門試験(記述式)
        • 労働基準監督A(2題出題2題回答)
          • 労働法1題、労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)1題
        • 労働基準監督B(4~6題出題 2題解答)
          • 必須問題
            • 工業事情1題
          • 選択問題
            • 工学に関する専門基礎(機械系、電気系、土木系、建築系、衛生・環境系、応用化学系、応用数学系、応用物理系等の工学系の専門工学に関する専門基礎分野)から3~5題出題し、うち1題選択
    • 第2次試験
      • 人物試験
        • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
      • 身体検査
        • 主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、血圧、尿、その他一般内科系検査
  4. 試験日程
    • 第1次試験:5月下旬
    • 第2次試験:7月中旬
  5. 試験場所
    • 第1次試験
      • 札幌、仙台、秋田、東京、新潟、名古屋、金沢、大阪、松江、広島、高松、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇
    • 第2次試験
      • 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇
  6. 受験手数料
    • 無料
  7. 申し込み方法
    • 申込書交付:2月上旬から
    • 申込:インターネット申し込み:4月初旬から中旬
  8. 合格基準
    • 第1次試験
      • 第1次試験の受験者のうち、基礎能力試験及び専門試験(多肢選択式)において基準点(満点の30%)以上である者について、両試験種目の標準点を合計した得点に基づいて第1次試験合格者を決定します。
    • 第2次試験
      • 第1次試験合格者のうち、専門試験(記述式)において基準点以上であり、かつ、人物試験及び身体検査に合格した者について、基礎能力試験、専門試験(多肢選択式)及び専門試験(記述式)の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。
  9. 結果発表
    • 第1次試験:6月下旬
    • 第2次試験:8月下旬
  10. 特例措置
    • 身体に障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用を必要とする方については、あらかじめ申し出てください(事前の届出又は許可が必要です)。
    • 視覚障害の程度により、拡大文字による試験、解答時間の延長などの措置が講じられる場合があります。(事前の申出が必要)
  11. 問い合わせ先
    • 厚生労働省
    • 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
    • 電話:03-5253-1111(代表)
    • ホームページ:http://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/kantokukan.html
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