初生雛鑑別師の資格とは

shikakumatome

「ヒヨコのオスメスを瞬時に判断する専門家」

ニワトリは雄と雌とで育て方が大きく異なる家畜です。初生雛鑑別師とは、羽化したばかりのひよこが雄であるか、雌であるかを見分ける技術を持った者のことで、社団法人畜産技術協会で養成しています。鑑別率が100%に迫る勢いの日本人は、その技術力を高く評価されています。また日本人鑑別師の多くが海外諸国において仕事をしている。

メリット

仕事場としてはほぼ孵化場に限られ、ひたすら、ひよこのオスとメスを鑑別していくことが仕事になります。資格取得はかなり難関であると言える。年齢制限があるとともに、取得にかかる時間がかなり長い。また資格取得後も、実戦経験を相当積む必要もあるので、腰掛と言うわけにはいかない職業である。その代り、日本人有資格者は世界的評価が高く、海外での働くチャンスが多い。

難易度

予備試験の合格率は60%ほど、高等考査の合格率は40%ほど。入所者が最終的に資格を取得できるのは50%程度であり、そのかかる時間も相当長い。

オススメ度:4(5段階中最高が5)

若いうちからしか目指せない職業である。仕事への愛情が無ければかなり厳しい

資格概要

  1. 資格の種類
    • 民間資格
  2. 受験資格
    • 養成所入所資格
      • 満25歳以下で、高等学校卒業者またはこれと同等以上の資格がある人
      • 身体強健で、視力1.0以上(矯正可)の人
    • 予備試験
      • 鑑別士養成所の初等科、補修科、特別研修科を終了した者
    • 高等考査
      • 初等科または特別研修科(2ヶ月)を修了し、且つ予備試験に合格した者
    • 海外斡旋鑑別師考査
      • 高等鑑別師の登録を受けた者
  3. 試験内容
    • 入所試験
      • 学科考査(一般教養、適性試験、作文)、面接考査、書類審査
    • 予備試験
      • 供試雛の種類:卵用種
      • 供試雛の羽数:300羽(各100羽x 3)
    • 高等考査
      • 供試雛の種類:卵用種及び肉用種
      • 供試雛の羽数:400羽(卵用種300羽、肉用種100羽)(各100羽 × 4)
    • 海外斡旋鑑別師考査
      • 不明
  4. 試験日
    • 入所試験:毎年2月中旬に実施
    • 予備試験:年2回
    • 高等考査:年2回
    • 海外斡旋鑑別師考査:海外からの必要に応じて実施
  5. 試験場所
    • 東京
  6. 受験手数料
    • 入所試験:10,000円
    • 養成所受講料:1,000,000円以上
    • 予備試験:66,000円
    • 高等考査:75,000円
    • 海外斡旋鑑別師考査:不明
  7. 申し込み方法
      • 公益社団法人畜産技術協会への問い合わせ
  8. 合格基準
    • 予備試験
      • 鑑別率:平均96%以上(但し各100羽 95%以上)
      • 所要時間:30分(但し各100羽 12分以内)
      • 得点:平均92,4000点以上、但し各100羽、907,250点以上
    • 高等考査
      • 鑑別率:平均99%以上(但し卵用種各100羽98%以上、肉用種97%以上)
      • 所要時間:36分(但し各100羽 10分以内)
      • 得点
        • 卵用種 各100羽、95.5000点以上
        • 肉用種 各100羽、94.5000点以上
    • 海外斡旋鑑別師考査
      • 不明
  9. 結果発表
    • 考査後、受験者に通知
  10. 問い合わせ先
    • 公益社団法人 畜産技術協会 初生雛鑑別部
    • 〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目20-9
    • 電話番号03-3836-2301
    • ホームページ:http://jlta.lin.gr.jp/
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