「病気予防や早期発見、健康増進を手助けする専門家」
健康診断などにより予備軍を発見し、予防注射や健康相談など業務内容も多岐にわたるため幅広い知識が要求されます。だからこそ、保健師になるためには看護師の資格が必須となっています。大高齢化社会の到来でますます予防医学の必要性が高まっており、保健師の価値も同じく高まっています。
メリット
勤務先としては、行政保健師として地域の保健所など、産業保健師として企業などの医務室、学校保健師として学校に分かれるのがほとんどです。
難易度
合格率は80~90%です。学校での勉強をしっかりしていればそれほどの難易度ではないようです。
オススメ度:4(5段階中最高が5)
高齢化社会では保健師の役割が大きいと言われています。特に医療行為のできない老人介護施設においては特にそうです。医療機関との橋渡しを判断する正しい目を持ってなければなりません。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校(以下「指定学校」という。)において1年以上保健師になるのに必要な学科を修めた者(卒業見込み含む)
- 文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、都道府県知事の指定した保健師養成所(以下「指定養成所」という。)を卒業した者(卒業見込み含む)
- 外国の保健師助産師看護師法第2条に規定する業務に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において保健師免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が上記に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
- 保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律の一部を改正する法律(平成21年法律第78号。以下「改正法」という。)の施行の際(平成22年4月1日)現に改正法による改正前の保健師助産師看護師法(以下「旧法」という。)第19条第1号に該当する者
- 改正法の施行の日(平成22年4月1日)前に旧法第19条第1号に規定する学校に在学し、施行日以後に同号に規定する要件に該当することとなった者(施行日以後に同号に規定する学校に入学し、当該学校において6月以上保健師になるのに必要な学科を修めた者を除く。)
- 試験科目
- 公衆衛生看護学、疫学、保健統計学及び保健医療福祉行政論
- 試験日
- 試験場所
- 北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
- 受験手数料
- 申し込み方法
- 受験願書の配布(11月中旬から12月上旬)
- 受験申込(11月中旬~12月上旬)
- 合格基準
- 一般問題(75点満点)、状況設定問題(70点満点)の総得点(145点満点)中、87点以上の得点で合格となります
- 結果発表
- 特例措置
- 視覚、聴覚、音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、指定する期日までに試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局に「国家試験の受験に伴う配慮事項申請書」]を用いて申し出ることが必要。申し出た者については、受験の際にその障害の状態に応じて必要な配慮を講ずることがある。
- 問い合わせ先
- 厚生労働省医政局医事課試験免許室
- 〒100-8916東京都千代田区霞が関1丁目2番2号
- 電話番号03(5253)1111 (内線:2574,2575)
- ホームページ
- http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/hokenshi/