予防技術検定の資格とは

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「火災の予防に関する高度な知識及び技術を検定する試験」

消防本部及び消防署等の機関には、建築物の大規模化・複雑化等に伴い高度化・専門化する予防業務を的確に行うため、火災の予防に関する高度な知識及び技術を有する「予防技術資格者」を配置することとされています。予防技術資格者になるためには、予防技術検定に合格する必要があります。

メリット

消防署などには必ず一人は配置しなくてはならないため消防関連職員であれば取得しておいて損はありません。

難易度

近年の合格率は、防火査察で約50%、消防用設設備等で約40%、危険物で約45%

オススメ度:3(5段階中最高が5)

一般企業であれば、メリットはほぼ無いと思われます。

資格概要

  1. 資格の種類
    • 公的資格
  2. 受験資格
    • 以下の者は試験合格後、予防業務に通算して、2年以上の従事経験を積むことで「予防技術資格者」となることができます
      • 消防庁告示に定める講習の課程を修了した者
    • 以下に該当する者は、試験合格後、予防業務に通算して、4年以上の従事経験を積むことで「予防技術資格者」となることができます
      • 大学、高等専門学校、大学院において、理工系又は法学系の学科又は、課程を治め卒業した者。
      • 大学、高等専門学校、大学院において、機械・電気・工業化学・土木、建築又は法律に関する単位を通算して20単位以上修得した者。
      • 予防業務に1年以上の従事経験がある者。
  3. 受験内容(検定区分)
    • 防火査察
      • 共通科目(四肢択一式:10問)
        • 予防業務全般に関する一般知識
          • 燃焼及び消火の理論に関する基礎知識
          • 消防関係法令及び建築基準法令に関する基礎知識
          • 消防同意、消防用設備等又は特殊消防用設備等に関する基礎知識
          • 査察並びに違反処理及び防炎規制に関する基礎知識
          • 防火管理及び防火対象物の点検報告制度に関する基礎知識
          • 火災調査に関する基礎知識
          • 危険物の性質に関する基礎知識
          • その他予防業務に必要な基礎知識
      • 専攻科目(立入検査、防火管理、違反処理:四肢択一式:20問)
        • 消防法第3条から法第6条まで、法第8条から法第9条の2まで及び法第17条の4並びにこれらに関する法律、政令、省令及び告示等並びにこれらに関する業務
        • 関係法令の制度と概要
        • 立入検査関係及び違反処理関係
        • 防火管理及び防火対象物の点検報告制度関係
        • 防炎規制関係及び火を使用する設備器具等に対する制限関係等
        • その他防火査察等に関する専門的知識
    • 消防用設設備等
      • 共通科目(四肢択一式:10問)
        • 予防業務全般に関する一般知識
          • 燃焼及び消火の理論に関する基礎知識
          • 消防関係法令及び建築基準法令に関する基礎知識
          • 消防同意、消防用設備等又は特殊消防用設備等に関する基礎知識
          • 査察並びに違反処理及び防炎規制に関する基礎知識
          • 防火管理及び防火対象物の点検報告制度に関する基礎知識
          • 火災調査に関する基礎知識
          • 危険物の性質に関する基礎知識
          • その他予防業務に必要な基礎知識
      • 専攻科目(消防同意、消防用設備等、建築基準法令:四肢択一式:20問)
        • 法第7条、法第17条から法第17条の14まで及び法第4章の2並びにこれらに関する法律、政令、省令及び告示等並びにこれらに関する業務
        • 消防同意及び消防用設備等並びに特殊消防用設備等関係法令の制度と概要
        • 消防用設備等の技術上の基準関係
        • 消防設備士及び消防設備点検資格者関係
        • その他消防同意、消防用設備等に関する専門的知識
    • 危険物
      • 共通科目
        • 予防業務全般に関する一般知識
          • 燃焼及び消火の理論に関する基礎知識
          • 消防関係法令及び建築基準法令に関する基礎知識
          • 消防同意、消防用設備等又は特殊消防用設備等に関する基礎知識
          • 査察並びに違反処理及び防炎規制に関する基礎知識
          • 防火管理及び防火対象物の点検報告制度に関する基礎知識
          • 火災調査に関する基礎知識
          • 危険物の性質に関する基礎知識
          • その他予防業務に必要な基礎知識
      • 専攻科目
        • 法第9条の3、法第9条の4及び法第3章並びにこれらに関する法律、政令、省令及び告示等並びにこれらに関する業務
        • 危険物関係法令の制度と概要
        • 許可審査関係(位置、構造及び設備の基準を含む。)
        • 貯蔵及び取扱いの基準関係
        • 移送及び運搬の基準関係
        • 圧縮アセチレンガス等、指定可燃物及び少量危険物関係
        • 危険物施設に関する保安規制関係
        • 危険物の性質及び火災の予防並びに消火の方法
        • 危険物取扱者関係
        • その他危険物に関する専門的知識
  4. 受験日
    • 3月中旬
  5. 受験場所
    • 全国各地
  6. 受験手数料
    • 5,000円
  7. 受験願書申し込み受付
    • 10月末から11月下旬
  8. 合格基準
    • 検定科目の免除なしで受検した場合
      • 満点中、60%以上の正答率で合格となります
    • 検定科目の免除あり(専攻科目のみ)で受検した場合
      • 満点中、60%以上の正答率で合格となります
  9. 結果発表
    • 4月下旬
  10. 免除
    • 一区分以上の検定に合格している者で、他の区分の検定を受けるものについては、申請により、共通科目が免除されます
  11. 問い合わせ先
    • 一般財団法人 消防試験研究センター
    • 〒100-0013 千代田区霞が関1-4-2大同生命霞が関ビル19階
    • 電話番号:03-3597-0220
    • ホームページ:http://www.shoubo-shiken.or.jp/
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