「乾燥設備における危険物取扱いの安全作業専門家」
事業者は、労働災害を防止するため、次に掲げる設備による物の加熱乾燥の作業については、乾燥設備作業主任者技能講習を修了した者のうちから、「乾燥設備作業主任者」を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮その他厚生労働省令で定める事項を行わせなければなりません。1.乾燥設備(熱源を用いて火薬類取締法に規定する火薬類以外の物を加熱乾燥する乾燥室及び乾燥器)のうち、危険物等に係る設備で、内容積が1立方メートル以上のもの。2.乾燥設備のうち、1.の危険物等以外の物に係る設備で、熱源として燃料を使用するもの(その最大消費量が、固体燃料にあっては毎時10キログラム以上、液体燃料にあっては毎時10リットル以上、気体燃料にあっては毎時1立方メートル以上であるものに限る。)又は熱源として電力を使用するもの(定格消費電力が10キロワツト以上のものに限る。)。(労働安全衛生法第14条、同施行令第6条第8号、別表第18第3号)
メリット
作業者の監督的立場の特殊技能であるため就職に安定したニーズがあること、また企業内での昇進や昇格も期待できるメリットがあります
難易度
講習と修了考査で取得できますので、易しいです。
オススメ度:4(5段階中最高が5)
設備がある職場には必ず必要なので資格手当がつくことがあります。
資格概要
- 資格の種類
- 受講資格
- 18歳以上で以下に該当するもの
- 乾燥設備の取扱作業に5年以上従事した者。
- 大学又は高専の理科系卒業者で、乾燥設備の設計・製作検査・取扱作業1年以上の実務経験者
- 高校の理科系卒業者で、乾燥設備の設計・製作検査・取扱作業に2年以上の実務経験者。
- 受講内容
- 1日目
- 乾燥設備及びその附属設備の構造及び取扱いに関する知識(4時間)
- 乾燥設備、その附属設備等の点検整備及び異常時の処置に関する知識(4時間)
- 2日目
- 乾燥作業の管理に関する知識(5時間)
- 関係法令(5時間)
- 修了試験(1時間)
- 受講日
- 地域によって異なりますので、実施先までお問い合わせください
- 受講場所
- 受講手数料
- 受講申請書受付
- 地域によって異なりますので、実施先までお問い合わせください
- 修了試験の合格基準
- 以下の条件を満たすことで合格となります。
- 各科目の得点が、満点中40%以上の得点率
- 全科目の合計得点が、満点中60%以上の得点率
- 結果発表
- 地域によって異なりますので、実施先までお問い合わせください
- 問い合わせ先
- 公益財団法人 東京労働基準協会連合会
- 〒132-0021 東京都江戸川区中央1丁目8番1号 内宮ビル
- 電話番号:03-5678-5556
- ホームページ;http://www.toukiren.or.jp/