一般職試験(高卒・社会人)とは

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「主に定型事務処理を行う国家公務員」

中央官庁や出先機関において、定型的な事務をその職務とする係員の採用試験です。過去に、国家公務員Ⅱ種の名称であった試験です。一般行政庁、国立大学など出先機関の事務局、研究所などに従事することが多い。

メリット

国家公務員総合職と異なり、中央官庁だけではなく各エリアごとに出先機関でも採用される点が特徴です。

難易度

合格率は高卒者試験;15%、社会人試験:1%ほど。

オススメ度:4(5段階中最高が5)

採用数は人口が集中する関東圏が多い。出先機関の幹部となることも可能である。

資格概要

  1. 資格の種類
    • 国家公務員試験
  2. 受験資格
    • 高卒者試験
      • 試験年度の4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者及び試験年度の3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
      • 人事院が上記に掲げる者に準ずると認める者
        • 「準ずると認める者」として、高等学校に相当する教育機関の修了者のほか、試験年度の4月1日において義務教育を終了(中学を卒業)した日から起算して2年以上5年未満の者も含めるものとする。
    • 社会人試験
      • 40歳未満の者(高卒者試験の受験資格の1.) の期間を経過した者
      • 人事院がこれらの者に準ずると認める者に限る。
    • 以下の者は試験を受けることができません
      • 日本の国籍を有しない者
      • 国会職員法第2条の規定により国会職員となることができない者
        • 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
        • 懲役又は禁錮の刑に処せられて、その刑の執行を終わらない者又はその刑の執行を受けることのなくなるまでの者。
        • 懲戒処分により官公職を免ぜられ、その身分を失った日から2年を経過しない者。
        • 前3号のいずれかに該当する者のほか、国家公務員法(昭和22年法律第120号)の規定により官職に就く能力を有しない者。
  3. 試験科目
    • 事務区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野20題
            • 文章理解、課題処理、数的処理、資料解釈
          • 知識分野20題
            • 自然科学、人文科学、社会科学
        • 適正試験(多肢選択式)
          • 速く正確に事務処理を行う能力についての筆記試験置換・照合・計算・分類などの比較的簡単な問題を限られた時間内に番号順にできるだけ多く解答するスピード検査
        • 作文試験
          • 文章による表現力、課題に関する理解力などについての短い論文による筆記試験
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 技術区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野20題
            • 文章理解、課題処理、数的処理、資料解釈
          • 知識分野20題
            • 自然科学、人文科学、社会科学
        • 専門試験(多肢選択式)
          • Ⅰ部
            • 数学・物理・情報
          • Ⅱ部
            • 選択A:電気・情報系
              1. 電気基礎・電子技術・電子回路・電気機器・電力技術・電子計測制御(10)、
              2. 通信技術・電子情報技術・プログラミング技術・ハードウェア技術・ソフトウェア技術・マルチメディア応用(10)
            • 選択B:機械系
              1. 機械工作(6~8)
              2. 機械設計(6~8)
              3. 原動機(2)
              4. 生産システム技術・電子機械・電気基礎(3~5)
            • 選択C:土木系
              1. 測量(2~3)
              2. 土木施工(3~4)
              3. 土木基礎力学(7~9)
              4. 土木構造設計(2~3)
              5. 社会基盤工学(3~4)
            • 選択D:建築系
              1. 建築構造(6)
              2. 建築施工(2)
              3. 建築構造設計(2)
              4. 建築計画・建築法規(10)
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 農業区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野20題
            • 文章理解、課題処理、数的処理、資料解釈
          • 知識分野20題
            • 自然科学、人文科学、社会科学
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 作物(10)、野菜・果樹・草花・植物バイオテクノロジー(10)、農業科学基礎(7)、農業機械・農業情報処理(5)、畜産(4)、農業経営・農業経済(4)
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 農業土木区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野20題
            • 文章理解、課題処理、数的処理、資料解釈
          • 知識分野20題
            • 自然科学、人文科学、社会科学
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 農業土木設計(15)、農業土木施工(14)、測量(4)、環境科学基礎・農業情報処理(7)
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 林業区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野20題
            • 文章理解、課題処理、数的処理、資料解釈
          • 知識分野20題
            • 自然科学、人文科学、社会科学
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 森林経営(10)、森林科学(16)、測量(2)、林産加工・植物バイオテクノロジー(6)、環境科学基礎・農業(6)情報処理
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
  4. 試験日
    • 第1次試験:9月上旬
    • 第2次試験:10月中旬から下旬
  5. 試験場所
    • 第1次試験、第2次試験
      • 全国主要都市
  6. 受験手数料
    • 無料
  7. 申し込み方法
    • 6月下旬から7月初旬まで
    • インタネットによる申し込み
  8. 合格基準
    • 基礎能力試験
      • 基準点(最低限必要な得点)は、原則として満点の30%で、成績上位者より合格となります。また、基準点に達しない試験種目が一つでもある場合、他の試験種目の成績にかかわらず不合格となります。
    • 政策課題討議試験及び人物試験
      • A~Eの5段階で評価し、Dの評価に達しない受験者は不合格となります。
  9. 結果発表
    • 第1次試験:10月上旬
    • 最終発表:11月中旬
  10. 特例措置
    • 視覚障害、身体障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用を必要とする方については、申込期間中に希望する第1次試験地に対応する問い合わせ先に申し出て、障害の程度を証明する書類を提出が必要です。障害の程度により、何らかの措置を講じて受験することが可能です。
  11. 問い合わせ先
    • 人事院
    • 〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
    • 電話:03-3581-5311(代表)
    • 人事院ホームページ:http://www.jinji.go.jp/top.htm
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