一般職試験(大卒程度試験)とは

shikakumatome

「主に定型事務処理を行う国家公務員」

中央官庁や出先機関において、定型的な事務をその職務とする係員の採用試験です。過去に、国家公務員Ⅱ種の名称であった試験です。一般行政庁、国立大学など出先機関の事務局、研究所などに従事することが多い。

メリット

国家公務員総合職と異なり、中央官庁だけではなく各エリアごとに出先機関でも採用される点が特徴です。

難易度

合格率は20%弱程度

オススメ度:4(5段階中最高が5)

採用数は人口が集中する関東圏が多い。出先機関の幹部となることも可能である。

資格概要

  1. 資格の種類
    • 国家公務員試験
  2. 受験資格
    • 21歳以上30歳未満の者
    • 21歳未満の者で次に掲げるもの
      • 大学を卒業した者及び試験の実施年度の3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
      • 短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び試験の実施年度の3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
    • 以下の者は試験を受けることができません
      • 日本の国籍を有しない者
      • 国会職員法第2条の規定により国会職員となることができない者
        • 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
        • 懲役又は禁錮の刑に処せられて、その刑の執行を終わらない者又はその刑の執行を受けることのなくなるまでの者。
        • 懲戒処分により官公職を免ぜられ、その身分を失った日から2年を経過しない者。
        • 前3号のいずれかに該当する者のほか、国家公務員法(昭和22年法律第120号)の規定により官職に就く能力を有しない者。
  3. 試験科目
    • 行政区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)以下から8科目選択
          • 政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般)
        • 一般論文試験
          • 文章による表現力、課題に関する理解力などについての短い論文による筆記試験
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 電気・電子・情報区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 工学に関する基礎、電磁気学・電気回路・電気計測・制御・電気機器・電力工学、電子工学・電子回路、通信工学・情報工学
        • 専門試験
          • 電気・電子・通信・情報工学に関連する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 機械区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 工学に関する基礎、 材料力学、機械力学、流体力学、熱工学、機械設計・機械材料・機械工作
        • 専門試験
          • 機械工学に関連する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 土木区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 工学に関する基礎、 構造力学(土木)・水理学・土質力学・測量、土木材料・土木設計・土木施工、土木計画、環境工学(土木)・衛生工学
        • 専門試験
          • 土木工学に関連する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 建築区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 工学に関する基礎、構造力学(建築)・建築構造、建築材料・建築施工、環境工学(建築)・建築設備、建築史・建築計画・建築法規・都市計画
        • 専門試験
          • 建築設計製図
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 物理区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 物理[物理数学を含む基礎的な物理]
          • 知識分野13題
            • 応用物理[現代物理等]、地球物理
        • 専門試験
          • 物理に関連する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 化学区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 数学・物理、物理化学・分析化学・無機化学・有機化学・工業化学
          • 知識分野13題
            • 生物化学、化学工学
        • 専門試験
          • 化学に関連する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 農学区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 栽培学汎論、作物学、園芸学、育種遺伝学、植物病理学、昆虫学、土壌肥料学、植物生理学、畜産一般、農業経済一般専門試験
        • 専門試験
          • 農学に関する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 農業農村工学区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 数学、水理学、応用力学、土壌物理・土質力学、測量、農業水利学・土地改良・農村環境整備、農業造構・材料・施工、農業機械、農学一般
        • 専門試験
          • 農業農村工学に関する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
    • 林学区分
      • 第1次試験
        • 基礎能力試験(多肢選択式)
          • 知能分野27題
            • 文章理解、判断・推理、数的推理、資料解釈
          • 知識分野13題
            • 自然・人文・社会(時事を含む。)
        • 専門試験(多肢選択式)
          • 林業政策、林業経営学、造林学、林業工学、林産一般、砂防工学
        • 専門試験
          • 林学に関する領域
      • 第2次試験
        • 人物試験
          • 人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
  4. 試験日
    • 第1次試験:6月中旬
    • 第2次試験(人物試験):7月中旬から8月上旬
  5. 試験場所
    • 第1次試験
      • 札幌、旭川、盛岡、仙台、秋田、新潟、長野、千葉、東京、静岡、名古屋、金沢、京都、大阪、神戸、岡山、松江、広島、高松、松山、福岡、北九州、熊本、鹿児島、那覇
    • 第2次試験
      • 札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇
  6. 受験手数料
    • 無料
  7. 申し込み方法
    • 4月上旬から中旬まで
    • インタネットによる申し込み
  8. 合格基準
    • 基礎能力試験
      • 基準点(最低限必要な得点)は、原則として満点の30%で、成績上位者より合格となります。また、基準点に達しない試験種目が一つでもある場合、他の試験種目の成績にかかわらず不合格となります。
    • 政策課題討議試験及び人物試験
      • A~Eの5段階で評価し、Dの評価に達しない受験者は不合格となります。
  9. 結果発表
    • 第1次試験:7月上旬
    • 最終発表:8月下旬
  10. 特例措置
    • 視覚障害、身体障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用を必要とする方については、申込期間中に希望する第1次試験地に対応する問い合わせ先に申し出て、障害の程度を証明する書類を提出が必要です。障害の程度により、何らかの措置を講じて受験することが可能です。
  11. 問い合わせ先
    • 人事院
    • 〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
    • 電話:03-3581-5311(代表)
    • 人事院ホームページ:http://www.jinji.go.jp/top.htm
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