「メンタルヘルスケアの知識や対処方法を習得するための試験」
仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加しています。働く人たちがその持てる能力を発揮し、仕事や職場で活躍するためには、心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)への取り組みが一層重要になってきました。メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。
メリット
検定試験に合格すると、すぐに就職や転職ができるという代物ではありません。自身のレベルアップや新たな経験を求めての受験が多いです。
難易度
近年の合格率は、Ⅰ種で11%、Ⅱ種で55%、Ⅲ種で82%
オススメ度:2(5段階中最高が5)
今後、メンタルヘルスを取り入れていく企業は必ず増えていきますので、時代の先端を担うものとして先に取得するということをお勧めもする。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 試験内容
- Ⅰ種マスターコース
- 選択問題:2時間/100点
- 論述問題:1時間/50点
- 出題内容
- 企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
- メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- 人事労務管理スタッフに求められる能力
- メンタルヘルスケアに関する方針と計画
- 産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
- 相談体制の確立
- 教育研修
- 職場環境等の改善
- Ⅱ種ラインケアコース
- 選択問題:2時間/100点
- 出題内容
- メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- 職場環境等の評価および改善の方法
- 個々の労働者への配慮
- 労働者からの相談の方法(話の聴き方、情報提供および助言の方法等)
- 社内外資源との連携
- 心の健康問題をもつ復職者への支援の方法
- Ⅲ種セルフケアコース
- 選択問題:2時間/100点
- 出題内容
- メンタルヘルスケアの意義
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- セルフケアの重要性
- ストレスへの気づき方
- ストレスへの対処、軽減の方法
- 受験日
- 受験場所
- 札幌、仙台、新潟、さいたま、千葉、東京、横浜、浜松、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡
- 受験手数料
- Ⅰ種:10,800円
- Ⅱ種:6,480円
- Ⅲ種:4,320円
- 受験願書申し込み受付
- 合格基準
- Ⅰ種
- 選択問題、論述問題の得点合計が105点以上。但し、論述問題の得点が25点以上
- Ⅱ種、Ⅲ種
- 結果発表
- 問い合わせ先
- メンタルヘルス・マネジメント検定試験センター
- 電話番号:06 – 6944 – 6141
- ホームページ:http://www.mental-health.ne.jp/