「現代社会において心の負担を未然に防ぐ相談・援助する専門家」
ストレス社会と呼ばれる昨今、3人に1人がうつや何らかの心の病を持っていると言われています。メンタルケアで注目を浴び、精神の健康や、その健康を維持し、心の負担を未然防ぐことも非常に重要なことと考えます。身体疾患の原因としてもストレスがきっかけとなることも多く、また身体疾患から精神疾患を患うことも珍しくありません。医療・福祉・教育・産業・公共サービス等での相談援助および心理カウンセリング、心理療法によるカウンセリング業務従事職やコミュニケーション向上で求められる基礎能力を有すことを証明します。
メリット
企業や職場などマネジメントを必要とする場が対象ですが、有資格者というだけでの就職・転職は難しい状況。
難易度
合格率は約40%程度
オススメ度:3(5段階中最高が5)
メンタルケア心理士は近い将来注目される資格と言われています。人気資格になればなるほど試験内容が難しくなるため早期に取得して将来に備えることをお勧めします。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- メンタルケア学術協会指定教育機関においてメンタルケア心理士®講座の受講修了をした者
- 認定心理士の資格保有している者
- 産業カウンセラー初級の資格を保有している者
- 文部科学省の定める4年制大学心理学部、学科または心理隣接学部、学科卒業
- 受験内容
- 学科(20問)
- 精神解剖生理学
- 生化学に関する基礎知識
- 解剖生理学に関する基礎知識
- 人体の組織:骨格、筋肉
- 人体の器官:消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、感覚器系、内分泌系、神経系
- 薬についての基礎知識
- 精神医科学 <DSM-Ⅳ分類法に準拠>
- 精神障害に関する基礎知識
- 精神病:統合失調症:妄想性障害、気分障害:うつ病性障害 双極性障害
- 神経症:不安障害:パニック発作 広場恐怖 パニック障害 特定の恐怖 社会恐怖 強迫性障害 PTSD
- 身体疾患と精神症状に関する基礎知識
- 腎不全 肝炎 脳卒中 パーキンソン病 認知症 糖尿病 クッシング症候群 更年期障害 甲状腺機能低下症 癌 ステロイド 梅毒
- 薬剤に関する基礎知識
- 抗うつ薬(三環系(第1群)、四環系(第2群))
- SSRI(第3群)
- 抗不安薬:ベンゾジアゼピン系
- 抗精神薬:フェノチアジン系 ベンザミド系、ブチロフェノン系
- 抗精神薬・睡眠薬系統等
- カウンセリング基本技法
- カウンセリングとは
- カウンセリングの目的 カウンセラーの存在 職域におけるカウンセリング
- カウンセリング倫理
- カウンセリング概論
- インテーク面接 共感的理解 転移 適応機制 カタルシス 心理アセスメント
- カウンセリングと医療の関係
- 心理療法基本
- 文章作成
- 形式:学科出題範囲及びガイドラインの事柄についての記述問題(総文字数800字程度)
- 受験日
- 受験場所
- 在宅試験
- 以下に該当する受験者は失格となります
- 試験運営委員および試験監督の指示に従わない者
- 試験中に、助言を与えたり、受けたりする者
- 本人の代わりに試験を受けようとする者、または受けた者
- 他の受験者に対する迷惑行為を行う者
- 暴力行為や器物損害、電話やメール・口頭・文書による試験に対する妨害行為におよぶ者
- その他の受験要項(試験時間・指定提出物の期限までの提出等)に定められた受験規則に準じず不正行為を行う者
- その他の不正行為
- 受験手数料
- 受講申請書受付
- ①4月中旬から5月下旬
- ②7月中旬から8月中旬
- ③10月上旬から11月上旬
- ④1月下旬から2月下旬
- 結果発表
- 特例措置
- 身体上の障がい等により、受験の際に特別措置を希望する方は、該当期間の願書を提出する前に、特別措置申請書及び必要書類を準備頂き、あらかじめお申し出が必要です。申請書受付後、審査のうえ障がいの状況等に応じて配慮の内容を決定されます。申請の提出がない場合は特別の配慮はできません。
- 問い合わせ先
- 日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術協会
- 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-27
- 電話番号:03-5326-7785
- ホームページ:http://www.mental-c.com/