「ビジネス文書作成に関する能力を認定する資格」
ビジネス活動では、さまざまな情報を文書によって伝達することが多くあります。 情報を速く正確に伝えるためには、ビジネス文書に関する基本的な知識と入力に関する基本的な技能を兼ね備えている必要があります。ビジネス文書実務検定試験は、このような知識と技能を身につけ、社会に出て即戦力になれる人材を育成することを目的に、級ごとに出題範囲を定めて実施しています。ビジネス文書部門(筆記・実技)・速度部門(実技)それぞれの問題を段階的にクリアすることで、実社会に役立つ能力を身につけることができます。ワープロ実務検定試験から、パソコン入力スピード認定試験を統合し、ビジネス文書実務検定試験と名称が変更となりました。
メリット
速く正確に入力するということは、文章を速く正確に読み取る力を身につけるということです。情報化社会では、書類を速く正確に作成することが求められます
難易度
近年合格率は、1級で約25%、2級で約60%、3級で約85%
オススメ度:2(5段階中最高が5)
この資格だけで就職・転職に有利というわけではありません。ただ取得して損になるわけではありません。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験内容
- 1級
- ビジネス文書部門
- 筆記試験(15分)
- 機械・文書に関する知識
- 文書の受発信
- プレゼンテーション
- ことばの知識
- 実技(20分)
- 速度部門(10分)
- 2級
- ビジネス文書部門
- 筆記試験(15分)
- 機械・文書に関する知識
- 文書の受発信
- プレゼンテーション
- ことばの知識
- 実技(15分)
- 速度部門(10分)
- 3級
- ビジネス文書部門
- 筆記試験(15分)
- 機械・文書に関する知識
- 文書の受発信
- プレゼンテーション
- ことばの知識
- 実技(15分)
- 速度部門(10分)
- 4級
- 受験日(年2回)
- 受験場所
- 受験手数料
- ビジネス文書部門
- 1級:1,200円
- 2級:1,100円
- 3級:900円
- 4級:700円
- 速度部門
- 受験願書申し込み受付
- 合格基準
- 1級
- ビジネス文書部門
- 以下の条件を満たすことでビジネス文書部門の部門合格となります
- 筆記試験:100点満点中、70点以上。
- 実技:100点満点中、70点以上。
- 速度部門
- 2級
- ビジネス文書部門
- 以下の条件を満たすことでビジネス文書部門の部門合格となります
- 筆記試験:100点満点中、70点以上。
- 実技:100点満点中、70点以上。
- 速度部門
- 3級
- ビジネス文書部門
- 以下の条件を満たすことでビジネス文書部門の部門合格となります
- 筆記試験:100点満点中、70点以上。
- 実技:100点満点中、70点以上。
- 速度部門
- 4級
- ビジネス文書部門
- 以下の条件を満たすことでビジネス文書部門の部門合格となります
- 速度部門
- 結果発表
- 免除
- 1級から4級
- ビジネス文書部門または、速度部門のいずれかに合格後、6回に限り、合格科目が免除されます
- 問い合わせ先
- 公益財団法人 全国商業高等学校協会
- 〒160-0015 東京都新宿区大京町26
- 電話番号:03-3357-7911
- ホームページ:http://www.zensho.or.jp/