「デジタル技術に関する検定試験」
情報処理から制御まで「ディジタル技術」を中心としてまとめられた国際文化カレッジ主催、文部科学省後援の検定試験です。4級から1級までの区分があり、試験内容は広範囲にわたりますが、2級からはそれぞれの得意な分野に挑戦できるように<情報部門>・<制御部門>に分けて実施しています
メリット
1級取得者については、就職・転職に有利となるが、それ以外はこの資格だけでは厳しい。
難易度
1級情報で18%、1級制御で14%、2級情報で63%、2級制御で47%、3級で55%、4級で82%の合格率
オススメ度:2(5段階中最高が5)
他の情報系資格とのダブル、トリプルライセンス取得を目指すことをお勧めします。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 受験内容
- 1級情報
- 情報処理システムに必要な情報処理理論・情報通信理論、計算機・計算機関連機器の構造、マンマシンインターフェース知識、プログラム作成、システムプログラム・応用パッケージの適用領域知識 、ソフトウェア生産管理・システム構成論、ネットワークの設計・選定、情報処理システムの導入・運用
- 1級制御
- 回路理論・アナログ電子回路、論理設計理論・自動制御理論、通信システム、計測・制御機器、計算機・計算機関連機器、ハードウェア対応のプログラム作成、制御システム設計・運用、計算機応用機器概要
- 2級情報
- 情報処理理論・情報通信理論の知識、ファイル設計・データ構造の基本知識、計算機本体装置知識、計算機周辺機器知識、計測・制御ソフトウェア知識、数値解析手法原理、プログラミングの設計、試験・運用、システム構成のソフト知識
- 2級制御
- 電子素子・電子回路知識、アナログ・ディジタル変換知識、論理設計知識、論理回路設計、計測・制御機器知識、計算機・計算機関連機器、補助記憶装置・入出力装置知識、ソフトウェア知識、ディジタル応用機器概要
- 3級
- 電子部品・電気回路の基礎知識、アナログ・ディジタル変換知識、2進数、10進数、16進数の演算・相互変換、論理回路知識、計測・制御機器・素子の知識、計算機の構成・制御の知識、ソフトウェア知識、コンピュータの利用方法
- 4級
- 理科・技術の知識、アナログ・ディジタル知識、2進数の演算、ディジタル論理素子知識、電気・物理変換の原理的な知識、計算機の構成・制御の知識、ソフトウェア用語、計算機応用機器の操作
- 受験日
- 1級:11月第4日曜日
- 2級から4級:①6月の第4日曜日、②11月の第4日曜日
- 受験場所
- 宮城、山形、福島、東京、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、山口、香川、福岡、長崎、鹿児島
- 受験手数料
- 1級:6,500円(情報、制御同時受験の場合は13,000円)
- 2級:5,000円
- 3級:4,000円
- 4級:3,000円
- 受験案内書受付
- 1級:9月下旬から10月下旬
- 2級から4級:①4月下旬から5月下旬②9月下旬から10月下旬
- 合格基準
- 結果発表
- 特例措置
- 障害による特別措置を希望する場合は、申し込み前にディジタル技術検定部まで申し出ることでできる限り配慮してもらえます。また、受検会場で申し出る場合でることも可能ですが、机の配置、手話者補助許可など)。視覚障害者に対する点字対応などは行っていません
- 問い合わせ先
- 公益財団法人 国際文化カレッジ
- 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-2-38
- 電話番号:03-3361-1541
- ホームページ:http://digital-kentei.com/