システムアーキテクト(SA)の資格とは

shikakumatome

「情報システムのグランドデザインを設計する専門家」

英語名Systems Architect Examination(略号SA)で、情報処理技術者試験の一区分である。試験制度のスキルレベル4に相当し、高度情報処理技術者試験に含まれる。

メリット

システム開発の上流工程を主導する立場で、豊富な業務知識に基づいて的確な分析を行い、業務ニーズに適した情報システムのグランドデザインを設計し完成に導く、上級エンジニアを目指す方に最適です。

難易度

スキルレベル4のため難易度は高い。合格率も15%程度。

オススメ度:5(5段階中最高が5)

プログラムを作るプログラマーとは異なりシステム開発全体を管理する人間。ITベンダーン人事担当者からも取得させたい資格の一つと言われている。

資格概要

  1. 資格の種類
    • 国家資格(生涯有効)
  2. 受験資格
    • 特になし
  3. 試験内容
    • 午前試験Ⅰ:50分/多肢選択式/30問
    • 午前試験Ⅱ:40分/多肢選択式/25問
    • 午後試験Ⅰ:90分/記述式/4問中2問回答
    • 午後試験Ⅱ:120分/論述式/3問中1問回答
    • 情報システム
      • 契約・合意に関すること
        • 提案依頼書(RFP)・提案書の準備,プロジェクト計画立案の支援 など
      • 企画に関すること
        • 対象業務の内容の確認,対象業務システムの分析,適用情報技術の調査,業務モデルの作成,システム化機能の整理とシステム方式の策定,サービスレベルと品質に対する基本方針の明確化,実現可能性の検討,システム選定方針の策定,コストとシステム投資効果の予測 など
      • 要件定義に関すること
        • 要件の識別と制約条件の定義,業務要件の定義,組織及び環境要件の具体化,機能要件の定義,非機能要件の定義,スケジュールに関する要件の定義 など
      • 開発に関すること
        • システム要件定義,システム方式設計,ソフトウェア要件定義,ソフトウェア方式設計,ソフトウェア詳細設計,システム結合,システム適格性確認テスト,ソフトウェア導入,システム導入,ソフトウェア受入れ支援,システム受入れ支援 など
      • 運用・保守に関すること
        • 運用テスト,業務及びシステムの移行,システム運用の評価,業務運用の評価,投資効果及び業務効果の評価,保守にかかわる問題把握及び修正分析 など
      • 関連知識
        • 構成管理,品質保証,監査,関連法規,情報技術の動向 など
    • 組込みシステム
      • 機能要件の分析,機能仕様の決定に関すること
        • 開発システムの機能要件の分析,品質要件の分析,開発工程設計,コスト設計,性能設計,機能仕様のまとめ,関連技術 など
      • 機能仕様を満足させるハードウェアとソフトウェアの要求仕様の決定に関すること
        • ハードウェアとソフトウェアのトレードオフ,機能分割設計,システム構成要素への機能分割,装置間インタフェース仕様の決定,ソフトウェア要求仕様書・ハードウェア要求仕様書の作成,システムアーキテクチャ設計,信頼性設計,保守容易化設計,リアルタイムOS の選定 など
      • 組込みシステムに応じた開発手法の決定
        • モデルベース設計,プロセスモデル設計,オブジェクト指向モデル設計 など
      • 汎用的モジュールの利用に関すること
        • モジュール化設計,再利用,構成管理 など
  4. 試験日
    • 10月第3日曜日
  5. 試験場所
    • 全国主要50地区
  6. 受験手数料
    • 5,700円
  7. 申し込み方法
    • 受験申込(7月中旬から下旬)
      • 情報処理推進機構へインターネットもしくは郵送による
  8. 合格基準
    • 午前Ⅰ:100点満点中、60点以上
    • 午前Ⅱ:100点満点中、60点以上
    • 午後Ⅰ:100点満点中、60点以上
    • 午後Ⅱ:ランクA
    • 上記の基準点を全て満たした者が合格となります。(多段階選抜方式)
  9. 結果発表
    • 1月中旬
  10. 免除
    • 以下のいずれかに該当する場合は申請により、その後の2年間において午前試験Ⅰが免除されます。
      • 応用情報技術者試験合格
      • 下記いずれかの高度試験合格
        • ITストラテジスト試験(秋期)、システムアーキテクト試験(秋期)、プロジェクトマネージャ試験(春期)、ネットワークスペシャリスト試験(秋期)、データベーススペシャリスト試験(春期)、エンベデッドシステムスペシャリスト試験(春期)、情報セキュリティスペシャリスト試験(春期)、ITサービスマネージャ試験(秋期)、システム監査技術者試験(春期)
      • 上記いずれかの高度試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績を得た者。
  11.  特例措置
    • 身体障害者,骨折や妊娠中の方などで,特別措置を希望する方は,試験案内書に記載している通り、申請が必要です。申請内容を審査の上,特別措置の可否を決定しますので,希望する特別措置ができないこともあります。
  12.  問い合わせ先
    • 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター
    • 東京都文京区本駒込二丁目28番8号 文京グリーンコートセンターオフィス15・16階
    • TEL:03-5978-7600
    • ホームページ:http://www.ipa.go.jp/index.html
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