「コンクリート造工作物の解体、破壊の専門家」
高さが5m以上のコンクリート造の工作物の解体又は破壊の作業を行う場合において労働災害の防止など行うために必要な資格です。
メリット
主に土木業界や建設業界での活躍が期待できます。労働者の配置決定や指揮を行い、器具・工具を点検し不良品を取り除くことがおもな職務となる。
難易度
講習と終了考査で取得できるため易しいと言えます
オススメ度:4(5段階中最高が5)
有資格者には業界からの求人需要も高く、収入アップも期待されるためメリットは大きい。
資格概要
- 資格の種類
- 受講資格
- コンクリート造の工作物の解体又は破壊の作業経験が3年以上ある者
- 学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校で土木、建築に関する学科を専攻して卒業した者で、その後の作業経験が2年以上ある者(卒業証明書添付)
- その他厚生労働大臣が定める者
- 受講内容(2日間/13時間)
- 作業の方法に関する知識(7時間)
- コンクリート造の工作物の種類および構造
- 解体等の工法の種類及び作業の方法
- 作業計画
- 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識(3時間)
- 工事用設備及び機械の取り扱い
- 器具及び工具
- 墜落防止のための設備
- 落下物により危険防止のための措置
- 服装及び保護具
- 作業者に対する教育等に関する知識(1時間30分)
- 作業者に対する教育及び指導の方法
- 作業標準
- 災害発生時における措置
- 関係法令(1時間30分)
- 労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)
- 労働安全衛生法施行令(昭和47年政令第318号)
- 労働安全衛生規則及びクレーン等安全規則(昭和47年労働省令第34号)
- 修了考査(筆記試験又は口述試験)
- 受講日
- 各地域によって異なりますので、各実施先までお問い合わせください。
- 受講場所
- 受講手数料
- 各地域によって異なりますので、各実施先までお問い合わせください。
- 受験申請書受付
- 各地域によって異なりますので、各実施先までお問い合わせください。
- 合格基準
- 以下の双方の条件を満たすことで合格となります。
- 各科目の得点が、満点中40%以上の得点率
- 全科目の合計得点が、満点中60%以上の得点率
- 結果発表
- 免除
- 建築施工系とび科の訓練、解体技能専攻とびの訓練、とび1級及び2級技能検定合格者は、作業の方法に関する知識及び、工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識が免除されます
- とび科訓練指導員免許取得者は、作業の方法に関する知識及び、工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識、作業者に対する教育等に関する知識が免除されます
- 問い合わせ先
- 一般社団法人 日本鳶工業連合会
- 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-20
- 電話:03-3434-8805
- ホームページ:http://www.nittobiren.or.jp/