「クリーニング業法に基づいて定められた国家資格」
クリーニング所の営業者は、クリーニング所ごとに、1人以上のクリーニング師を置かなくてはなりません。クリーニング業法に基づき、都道府県知事の行う試験に合格し、免許を取得した人をクリーニング士という。合格後、免許の申請を行い、クリーニング師原簿に登録されることで資格取得となります。
メリット
独立する場合は、自ら取得することが望ましいです。独立開業することと、自らの営業努力などで高収入を得られる場合があります。ただし服地、生地の高級化などもあって、常に新しい技術と知識の習得が必要になります。
難易度
各都道府県によって異なります。
オススメ度:3(5段階中最高が5)
また試験は各都道府県によって試験日程、内容、受験料などが異なります。通常は筆記試験と実技試験が行われますが、実技が無い場合もあります。またどの都道府県試験でも受講できるので、取捨選択可能ですが、合格後に免許書新生や各種手続きは受験した都道府県に行く必要がある為、最寄をおすすめします。
資格概要
- 資格の種類
- 受験資格
- 学校教育法(昭和22年法律第26号)第57条に規定する者(中学校卒業以上の学歴がある者)
- 旧国民学校令(昭和16年勅令第148号)による国民学校の高等科を修了した者、旧中等学校令(昭和18年勅令第36号)による中等学校の2年の課程を終わった者又は厚生労働省令で定めるところにより、これらの者と同等以上の学力があると認められる者
- 試験科目
- 学科
- 衛生法規に関する知識
- 公衆衛生に関する知識
- 洗濯物の処理に関する知識
- 実技(実技試験が無い場合もあります)
- ワイシャツのアイロン仕上げ
- 繊維の鑑別(絹・綿・毛等の5種類についての鑑別)
- しみの鑑別としみ抜き(マジック・さび・墨等の5種類についてのしみの鑑別とそのしみを落とすのに必要な薬品の選択)
- 各都道府県別で試験内容が異なります。ワイシャツの持ち込み可否は都道府県によって異なる
- 試験日
- 試験場所
- 受験手数料
- 各都道府県によって異なる。7,000円から10,800円あたりまでが多い
- 申し込み方法
- 合格基準
- 学科試験
- 「衛生法規」、「公衆衛生」、「洗濯物の処理」の3科目で各100点満点とし、総合計点300点の60%(180点)以上を合格とする。ただし、30点未満の科目がないこと
- 技能試験
- 繊維の鑑別」50点満点とし、60%(30点以上)を合格とする。
- 各都道府県によっても異なる為、参考情報として載せております
- 結果発表
- 特例措置
- 問い合わせ先
- 全国クリーニング生活衛生同業組合連合会および各都道府県
- 東京都新宿区若葉1-5全国クリーニング会館東京都新宿区若葉1-5全国クリーニング会館東京都新宿区若葉1-5全国クリーニング会館
- 電話番号03-5362-7201
- ホームページ:http://www.zenkuren.or.jp/