「トンネル工事の安全遂行を指揮する専門家」
ずい道(トンネル)等の掘削作業や、その際に落盤・肌落ち等を防止するための施設(ずい道支保工)の組み立て、ロックボルトの取り付け・コンクリートの吹き付け等の作業を行うときに必要な作業主任者であり、それになるための資格のことです。
メリット
建設系企業において活躍が期待されます
難易度
講習と終了考査で取得できるため易しいと言えます
オススメ度:3(5段階中最高が5)
トンネル工事を遂行するうえで、安全に業務を遂行するための指揮官として、重要な資格ですので現場で業務に従事する際にはぜひ取得をしておきたい
資格概要
- 資格の種類
- 受講資格
- ずい道等の掘削作業に3年以上従事した者。
- 大学、高専、高校の土木・建築・農業土木に関する学科を卒業後、2年以上の実務経験者
- 職能訓練終了後、実務経験が2年以上の者
- 受講内容
- 作業の方法に関する知識(6時間)、
- 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識(4時間)、
- 作業者に対する教育等に関する知識(1時間30分)、
- 関係法令(1時間30分)、
- 修了試験
- 受講日
- 各地域によって異なりますので、各実施先までお問い合わせください。
- 受講場所
- 受講手数料
- 各地域によって異なりますので、各実施先までお問い合わせください。
- 受験申請書受付
- 各地域によって異なりますので、各実施先までお問い合わせください。
- 合格基準
- 結果発表
- 免除
- 旧能開法に基づく養成訓練のうち、採鉱科又は土木科の訓練(「訓練法」の養成訓練として行われたものを含む。)を修了した者(土木科の訓練を修了した者にあっては、当該訓練においてトンネルについての技能を専攻した者に限る。)は、作業の方法に関する知識、および工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識が免除されます
- 職訓法に基づく専修訓練課程の普通職業訓練(平成5年改正省令による改正前の同項に規定する専修訓練課程の養成訓練を含む。)のうち、採鉱科若しくは土木科の訓練を修了した者(採鉱科の訓練の例により行われる訓練を修了した者であっては、掘進又は支柱作業についての技能を専攻した者に限り、土木科の訓練の例により行われる訓練を修了した者であってはトンネルについての技能を専攻した者に限る。)は、作業の方法に関する知識、および工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識が免除されます
- 能開法に基づく準則訓練である普通職業訓練のうち、土木科の訓練又は旧能開法に基づく準則訓練である能力再開発訓練のうち、採鉱科若しくは土木科の訓練(訓練法の準則訓練である能力再開発訓練として行われたもの及び旧訓練法の能力再開発訓練として行われたものを含む。)を修了した者(採鉱科の訓練を修了した者にあっては、掘進又は支柱作業についての技能を専攻した者に限り、土木科の訓練を修了した者にあっては当該訓練においてトンネルについての技能を専攻した者に限る。)は、作業の方法に関する知識、および工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識が免除されます
- 能開法に基づく土木科又は旧能開法に基づく採鉱科の職種に係る職業訓練指導員の免許を受けた者は、作業の方法に関する知識、および工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識及び作業者に対する教育等に関する知識が免除されます
- 問い合わせ先
- 建設業労働災害防止協会
- 〒108-0014 東京都港区芝5-35-1 産業安全会館
- 電話:03-3453-8201
- ホームページ:http://www.kensaibou.or.jp/